誕生日前後を巡る雑多な日記

 
つい最近、誕生日を迎え、また一つ歳を取りました。
年齢の割には、人間的にも社会的にも至らないことばっかりで恥ずかしい限りなのですが、とりあえずは気持ちを新たに、悔いが残らないように新しい一年を過ごしていこうと思います。
あんまり「はてダ」を日記的に使うことってなかったのですが、せっかくなので誕生日前後で、ここ最近起きた出来事をまとめて書き残しておこうと思います。以下、本当に個人的な日記です。
 
 
<8月○日>
朝、雨の音で目が覚めるほどのドシャ降りの大雨。起きてテレビをつけたら「関東に台風接近」の報が…。
今日は夜から他県在住の友人が泊りがけで遊び来てくれる予定だったのですが、ニュースで情報を見る限り明日は直撃の恐れがあるとのことで大事をとって中止に。…非常に残念。
 
<8月●日>
朝、起きるとビックリするくらいの快晴。台風は思いっきり逸れていったらしい。…どないやねんっ!
友人が遊びにくるのを見越して、休みをもらい一日中予定を空けていたのですが、肝心の友人はいない…一気に暇に。あんまり暇なので、ちょっと遠くにある大きめのTSUTAYAにDVDを借りに行く。夏のキャンペーン中だとかで、いくつかの作品が100円でレンタルできるサービスをやっていました。
鈴木清順の「けんかえれじい」。これを機会に見返そうと「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」をレンタル(こちらは、100円レンタル)。
帰宅後、早速「けんかえれじい」を見たのですが、う〜ん…。清順映画の最高傑作に本作を挙げる声も結構見かけますが、個人的には他の日活映画作品の方が好みです。清順映画で一番好きな作品は今のところ、宍戸錠主演の「探偵事務所23」です。宍戸錠が歌って踊るシーンのハッピー感が特に。
 
<8月□日>
ごくごく普通に過ごすも、戸籍上は本日をもってまた一つ歳をとりました。
ちなみに、私の誕生日は、アントニオ猪木のモノマネで御馴染みの春一番、映画監督のアルフレッド・ヒッチコック、そして畑亜貴さんと同じです。全くの偶然に過ぎず、こんなことを考えるのはナンセンスなのですが、このラインナップを見るにつけ私がプロレスファン、映画ファン、そしてアニメファンになったことに対して妙な因縁みたいなものを感じます…。
ちなみに、「ひだまりスケッチ」の主人公、ゆの役で御馴染みの声優さん、阿澄佳奈さんとは誕生日が一日違いで、しかも同郷出身(福岡県)です。この辺りには、彼女との運命的な共通点を感じずにはいられません、グヘヘ…(←一番、アブナいタイプのファン)。
一日、普通に仕事。帰りがけに漫画雑誌を一冊購入したのですが、何と読者プレゼントで、好きな漫画家さんのサイン色紙が当たっていました!
お笑いコンビ、天津の木村さんばりに「何か、今年はイケそうな気がするぅ〜〜〜っ!」と唸るも、この数日後に更なる喜びのサプライズが待ち構えていようとは…。
DVDで「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアを鑑賞。「カウボーイ・ビバップ」でもTOKIOの長瀬君主演のリメイク作でもなく、オリジナルのドイツ映画の方です。

脳腫瘍と骨肉腫に侵され余命幾ばくもない男二人が、「死んだ後、天国で海の話をするために」病院を抜け出し海を目指すストーリー。…とは言っても、モノ静かで感傷的なロードムーヴィーというわけではなく、マフィアや警察が絡んでくるのでアクション性の強い娯楽作品に仕上がっています。
昔、観た時はスタイリッシュな映像や粋な台詞の数々にただただ痺れまくっていたのですが、大人になって見てみると劇中で常に漂っている「死」の空気(暗喩や暗示を用いず、ストレートに描いてあるのがまたいい)が伝わってきて、ラストシーンでは思わずホロリときてしまいました…。誕生日に、不治の病に侵された男二人のドラマを観るのもどうかと思いますが…。
友人に「おたおめメール」の催促のメールを送って就寝。
 
<8月■日>
世間的には連休ですが、職場は繁忙期。余裕がない…。
夜、友人から電話。てっきり、誕生日のお祝いでもしてくれるのかと思ったのですが、「今、レンタルビデオ屋にいるのだが、何かオススメの作品を教えて♪」との超個人的な理由でした…。
電話口で「アレが良かった。コレが面白かった」と20分くらい映画作品のタイトルを挙げ続けるも、友人の結論は「ん〜…やっぱ、借りるの今度にするから、やっぱ今日はいいや」。…どないやねん!(笑)
でも、映画の話が沢山できたので満足。
 
<8月△日>
今日はコミケ最終日。でも、仕事。
会場に行けず、自分も参加をさせていただいたエロ漫画トリビュート同人誌「淫漫姫」を直接買えなかったのが残念。本当は、いつも拝見させていただいているBLOGの管理人さんたちに挨拶とかもしたかったんですが…。
ちなみに、「淫漫姫」は後日「とらのあな」さんでの委託販売もある模様ですよ。地方の方や、今回買いそびれた方は是非!(←宣伝)
コミケも気になりますが、プロレスファンの自分としては新日本プロレス、夏の一大イベントG1 CLIMAX終戦の結果も気になってしょうがない。
「イケないこと」とは分かりつつも、度々隙を見ては携帯電話で速報をやっているBLOGを確認。中邑真輔棚橋弘至真壁刀義に加えて、外敵の杉浦貴を加えた決勝トーナメントの結果は…なんと真壁が優勝のサプライズ!
うおぉぉぉぉっ、スゴイ! その昔、K-1ファイターのTOAにプロレスでボコボコにされてたのを考えると、正に隔世の感があります。こりゃ、今後の新日本の流れも楽しみです。
真壁G1制覇の報に、コミケに行けず落ち込んでいた気持ちもちょっとだけ晴れ、持ち場に戻ると、「さっきからさぁ、持ち場を離れる時間が長いよね!? 忙しいのにさぁ(怒)!」と割とマジなテンションで先輩から怒られました。
…御免なさい…(エロ漫画を描いてない方)。
 
<8月@日>
この日は早く帰れたため、「アメトーーク」、MXで放送された「なだぎ式殺人事件」、「やりすぎコージー」と、録りダメしていたバラエティー番組を消化。
アメトーーク」の「小杉イジリたい芸人」での、ブラックマヨネーズ小杉さんがメチャクチャ笑えた!
「感情どこいったんやねん!」「弄ぶやん!?」「イランイランオイル」「すぅ〜〜〜っ…」などなど爆笑フレーズ頻出、抱腹絶倒の一時間。お腹が痛くなるくらい笑う。
一つのフレーズや言い方が受けると、後はそれをガンガンに推してくる小杉さんの「攻める」笑いとツッコミに感動。今年は私も、あの積極性を見習いたい。
「なだぎ式殺人事件」は、なだぎ武さんのザ・プラン9と、松竹芸能チョップリンによるロングコント番組。チョップリンを地上波で堪能できて思わずニヤニヤ。プラン9の4人に加えて、相方の小林さんを加えた計5人のボケに対して、一人でツッコミ続ける西野さんが素敵だった。チョップリン、もっと人気が出ないかな〜面白いのに。
 
<8月#日>
ここ数日は、慌しかったけれど、漫画雑誌の読者プレゼントが当たったり、目にした映画やアニメ、お笑い番組がどれも素敵におもしろかったり、待望のジム・ジャームッシュの新作映画(「リミッツ・オブ・コントロール」)が、もう直ぐ劇場公開されたり…と誕生日を迎えて以降、なかなかに幸運や格作品との巡りあわせに恵まれていて、気力が充実するような出来事が続いています。
こりゃ、今年はいいことあるかもな、なんて思っていたのですが…。
もう、自分にとってビックリする、本当に本当に嬉しいメールが届きました。
いや、もう…何ていうか…この時ほど「漫画を好きで良かった!」と思ったこともなかったし「BLOGを続けてて良かった!」と思ったこともないですよ、本当に。嬉しくて嬉しくて、喜びの余り、口元がず〜っと弛みっぱなし。
 
アニメや漫画、映画や音楽、お笑いにプロレス…自分の「好き!」とか「楽しい!」っていう気持ちを、これからもずっと、ず〜〜〜っと残し続けていこうと強く思いました。
大好きな人や作品があって、それを「好き!」って言える場があって、しかもそれが時に新しい縁を運んでくれたりする。それって、最高に幸せなことなんだな〜なんて。
自分にとっての新しい一年も、この気持ちを大事にして一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。