漫画雑誌の懸賞で、当選者発表欄に名前がなくても諦めるのはまだ早い! という話

 
ある漫画雑誌に送ったアンケートハガキの読者プレゼントで、Nintendo DSiが当たりました!
 

 
おもしろかったのが、この懸賞。私、実は、外れていたんですね。この後に出た雑誌の当選者発表欄に自分の名前はなく、本来だったらこの読者プレゼントが自分の手元に届くハズはなかったんです。
 
では、何故、このNintendo DSiが自分の所にやって来たかと言いますと…。
 
 

■ちょっと驚いた読者プレゼントの発送方法


 
自分の手元に届いたDSには、編集者さんからのメッセージが付いていまして、そこにはこんなことが書かれてました。
 

 アンケートにお答えいただき、誠にありがとうございます。
 この度、当選者の住所不在の結果、繰り上がり当選されましたので、ここにお送りさせていただきます。
 編集部一同、より良い紙面作りに頑張っていきますので、尚一層御愛読のほど、よろしくお願いいたします。
 商品の発送が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
 また商品は画撮のため一度開封してあります。あらかじめご了承ください。

 

 
つまり、どうやら本来の当選者さんの元に何らかの理由で読者プレゼントが届かず、最終的にプレゼントの落選者である自分の所に繰り上がり当選をして届けられたと、こういう具合のようです。
 
何より、読者プレゼントに「繰り上がり当選」なんていうシステムがあることに非常に驚くと同時に、プレゼントの発送がコチラの想像以上にキッチリ行われているという事実にもビックリしました。こういう場合の対応って、出版社や雑誌毎によっても多少違ったりするもんなんでしょうか?
ともあれ、編集者さんの対応に丁寧さと誠実さみたいなものが滲み出ていて、単純にプレゼントが届いたという事実以上の嬉しさを感じた次第です。
 
 

■諦めるのはまだ早い!

「繰り上がり当選」みたいな特殊なケースがあるということは、例え、当選者発表欄に自分の名前がなかったとしても諦めるのはまだ早い! ってことですよね。
「果報は寝て待て」ではありませんが、今回の自分の場合みたいに、本来は外れていた読者プレゼントが忘れた頃に突然届くなんてこともありえるわけで。
 
逆に考えると、例えプレゼントが当たっていたとしても、届く前に急な引越しであるとか何かしらの都合で住所が変わってしまった場合、せっかくの幸運は次の人の所へ…という場合もありえます。
実際、雑誌によっては住所不定のプレゼント当選者さんに、誌面やwebを通して呼びかけを行っている場合なんかもあります。
中には漫画家さんのサインやオリジナルグッズのようにお金で買えない読者プレゼントもありますし、引越しなんかをする際には郵便局や宅配業者に手続きをしておかないと、せっかくの幸運を手放してしまうなんてことになってしまうかもしれませんので、漫画好きの皆さんは注意しておいた方が良いかもしれないですね。
 
 

■最後にちょっと…

あまり、自分は「アンケートハガキ至上主義」という雑誌の編集方針が好きではないのですが(アンケハガキが振るわなかったという理由で漫画が打ち切られるのは、例えそれが余り好きな作品ではなかったとしても何だか悲しいので…)、漫画作品に対する「好き!」っていう気持ちを形にできるのと、一番手っ取り早い応援の方法として、雑誌を買った際には、アンケハガキを出すことが多いです。
 
実際、記入の手間も掛かりますし、切手代やハガキ代も掛かるわけですが、たまに今回の場合みたいに幸運に恵まれる場合もあるので、好きな漫画や作家さんへの応援みたいな気持ちで書いてみると良いと思います。
まぁ、でも漫画ファンにとってはモノよりも、好きな漫画が雑誌で連載され続けたり、単行本がキチンと出ることこそが一番のプレゼントなわけで、微力ではありますがアンケハガキでそのお手伝いができればな〜っと、そんな風に私は考えています。
 
 
 
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