「翠星のガルガンティア」を観るタイミングを完全に大失敗した話

 

 
本日は、完全なる独り言。アレやコレやでエントリを簡易更新!
 
 

■「翠星のガルガンティア」が気になり始めたんですが…

今年の4月から放送をスタートしたロボットアニメ各作品。銀河機攻隊 マジェスティックプリンスに物の見事にハマり、革命機ヴァルヴレイヴもおもしろい。そんな中で、唯一自分が視聴をしていなかったのが翠星のガルガンティア。何故、この作品だけを観ていなかったかというと、これはもうタイミングの問題だったとしか言い様がないんです。繰り返し、録画予約を失敗したりだとか、仕事が忙しくなってしまい視聴に回す時間が作れなかったとか、そんなありふれた理由。
 
ところが、同じくロボットアニメである「マジェスティックプリンス」と「ヴァルヴレイヴ」が余りにもおもしろい(特に、「マジェスティックプリンス」!)ものだから、こうなってくると残る「ガルガンティア」も気になってくるのがアニメファンとしての人情というもの。
 
幸い、この作品のファンが身近にいて大まかながらも作品の世界観や大雑把なストーリーは聞いていました。仕事の方も最近、ようやく落ち着きを取り戻したところ。これは、自分も「ガルガンティア」を観始めよう! と。
ガルガンティア」は、バンダイチャンネルでの公式配信も行なっていますし、遅ればせながら今からスタートを切ればクライマックスまでには現在進行形のストーリーに追いつくだろう。そんなスケジューリングを頭の中で行いながら、第1話からの一気見の予習とばかりに一先ず、リアルタイムで放映をされていたエピソードを観てみました。
 
えぇ、第9話の「深海の秘密」を
 
 

■"謎解き回"を最初に観るという大失敗!

観終わった後に、真剣に大後悔しました。
 
いえ、決して「翠星のガルガンティア」が自分の好みに合わなかったとか、そんなんじゃないんです。自分が大後悔をした理由というのが、このエピソード…既に、観た方ならご存知かと思うんですが、劇中で物凄い重要な謎解きが行われるんです。そして、そんな超重要なエピソードを自分は事もあろうか、一番最初に観てしまったのです。
 
真剣に大後悔です
 
何故…? 何故、自分はこのエピソードを先に観てしまったのか? しかも、よりにもよってこんな超重要な謎解き回にクリティカルに遭遇をしてしまったのか? アレ、完全に途中から入ったニワカ視聴者の自分でも如何に重要なエピソードだったかってのが分かる位、重要なエピソードだったよ!
 
本当だったら、この第9話までに積み上げてきた謎や描写が一気に開放されるというか、カタルシスに繋がる回だったと思うんですが、私はそういうのが一切ないまんまストーリーのコアの部分だけをいきなり知ってしまったという非常に勿体ないことをしてしまってですね…。「え〜! ◯◯◯って、実は×××だったんだぁ〜!?」っていうのを知った状態で、今から視聴をスタートし始めるというのも…なかなかに辛いものがあります。また、こういう劇中での大ドンデン返しとか謎解きのエクスタシーみたいなのがアニメでも漫画でも映画でも大好きな人間なもんで、一層辛い…。
 
■「K」の第7話「Key」に本当にビックリした話と雑感と
 
昨年のアニメでいったら、「K」のあのギミックとか真剣に感動する位、ビックリさせられまして…「うわ〜! ビックリした!!」って本当に言いましたからね。テレビ観てて、「ビックリした!!」って叫びましたから。
 
そんな自分なんで…今回の「ガルガンティア」のセルフネタバレ。視聴のタイミングを見誤った上での壮絶な自爆は本当に痛かったです…。
 
 

■今回の大失敗で改めて学んだこと

で、今回の失敗で学んだこと。やっぱり、アニメって最初から通しで観るのがベストですよね。これ、本当に当たり前のことなんですが、各エピソードが週間単位で放送されるというテレビアニメの特性と、Web上での公式配信がメジャーな手法になり、追っかけ視聴が容易になった昨今のアニメ事情のおかげで、ウッカリそのことを自分は忘れていました。映画や演劇といった表現文化に比べると、途中から入ることが非常に簡単で、しかも、後からキャッチアップもしやすいテレビアニメ。故に、時には今回のような失敗をすることもあるんだぞ、と。そんなシンプルなことを改めて強く感じた次第です。
 
…まぁ、でも、もう"謎"を知っちゃった人間としては、開き直って最初から見直すしかないかもですね。「あぁ〜この場面、実はあの伏線だったんだぁ〜!」とか「はいはい、そういうことね!」的な楽しみ方をするしか…カイザー・ソゼの正体を知った後でも「ユージュアル・サスペクツ」は楽しめるんだよ的な? …フレッシュ感は、全くないですけどね。
 
いや〜…でも、「ガルガンティア」は本当に大失敗した。記憶を消したい、できることなら…。