「ジュエルペット ハッピネス」でのスカートの描き方が素晴らしかった!

 

 
放送開始以来、大好きで毎週土曜日のオンエアーを楽しみにしているアニメジュエルペット ハッピネス。アニメファンになり始めの頃から「機動戦艦ナデシコ」の演出回や監督作の「デ・ジ・キャラット」で昔から慣れ親しんできた桜井弘明監督と不条理なコメディー感覚が持ち味(「てぃんくる」は除く)「ジュエルペット」の組み合わせ。おもしろくないわけがなく、大ハマリ。
 
ナンセンスなギャグを多用しながらも、基本的にはハートフルなエピソードが多く、登場するキャラクターも皆、良い子達ばかり。シンプルに明るく楽しく「ワハハ」と笑えて観られるのが良いですね。素晴らしい。
 
そんな「ジュエルペット ハッピネス」ではあるんですが、拙BLOGでは感想を書いたことが無かったな、と。というわけで、今回は「ジュエルペット ハッピネス」に関するアレやコレやでエントリを簡易更新!
 
 

■第13話でのちありちゃんのスカートの描き方が素晴らしかった!

キャラデザ、ギャグ、脚本、声優さんの演技…好みの要素が多すぎる「ジュエルペット ハッピネス」。果たして、どこにポイントを絞って書こうかと思ったんですが、第13話「ドラゴンがいる〜!」での女の娘のスカートの描写が素晴らしかったので、ちょっとそこについて書いてみたいな、と。
 
凄い細かい話で申し訳ないんですが、いや、本当にこのエピソードでのスカートの描き方がツボだったんですよ!
 
というのがですね、物語の冒頭で主人公のちありちゃんがしゃがみ込むシーンがあるんですが…。
 



 
ちゃんと、座る時にスカートを手で抑えて、太ももの下に挟み込んでいるんですよ!
 
■君はもう『神様はじめました』の重力スカートを見たか!(隠れてていいよ)
 
id:tun2さんによる上記のエントリをご覧になっても分かる通り、アニメのスカートって、こう…しゃがみ込んだりするシーンとかになるとそのまま太ももに"ピタッ"と張り付いて、そのまま重力に反した動きをするんですよね。なので、そういった場面を描く時にお尻や太もものところで、ちゃんとスカートの生地を手で抑えて…っていうワンアクション、ハンドアクションが加わっていると、それだけけで観てる側としては、凄く「細かいな〜」「丁寧だな〜」と思うもんなんです。クリエイターさんのスカートに対するこだわりが観える場面なんですよ、こういうスカートを抑える手の動きっていうのは!
 
ちなみに、この画像をチョイスしている時に、二枚目の画像が見様によっては、ちありちゃんがパンツを脱いでいる様に見えてちょっとだけ興奮をしたのは内緒だ!!
 
 

■ねねさんのスカートの描き方も素晴らしかった!!

まぁ、この場面だけなら、今回の「『ジュエルペット ハッピネス』スカートの作画が良かったね」で終わる話なんですが、いや違うの! このエピソードでのスカートのこだわり描写がもう一箇所あるの! それというのが、この場面!
 


 
今度は、ちありちゃんの友達のねねさんが、やっぱりしゃがみ込む場面なんですけど、今度はスカートを手で抑えてないから、スカートの生地がお尻のラインに沿って、そのまま自然にストンと下に落ちているんですよ!
 
これは、先ほどのちありちゃんのスカート描き方と対を成すというか、ここの描き分けの仕方ですよね! このエピソードの中では、女の娘のスカートというのが、凄くナチュラルな動きをしていて、それを描くスタッフさんの姿勢にこだわりというか、ソウルみたいなものが感じられる。手で抑えたスカートは太ももの下に、そして、抑えなかったスカートはお尻に沿って下に流れるという、この重力や物理に沿った、理に適ったスカートの描き分け!
 
ちなみに、二枚目のねねさんの画像。見様によっては、ねねさんがオシッコをしているように見えて、ちょっとだけ興奮したのはやっぱり内緒だ!!
 
 

■まとめ

桜井弘明監督らしいホンワカ&ナンセンスな作風が特徴の「ジュエルペット ハッピネス」ですが、実は絵の方も凄く良くて、時にはこんな「おっ!」と思わされるような細さとパッションに満ちた描写も登場をする。ホントに良いアニメですよね、「ジュエルペット ハッピネス」。