「ディーふらぐ!」の女の娘はピンチヅラが可愛い!

 

 
毎回毎回、ギャグがメチャクチャに楽しくて笑えるアニメディーふらぐ!。変態とバカだらけの笑いの「MAD MAX」とでもいうべき世界観の中で、ひたすらにハイテンションかつハイスピードなギャグがオンパレードで大爆発するアニメ。所謂"空気系""日常系"と呼ばれる自然主義的な笑いも大好きなんですが、「ディーふらぐ!」の高エネルギーな笑いのパワーを前にするとギャグアニメでキチンと笑えるギャグを描くことが如何に大切かを改めて思い知らされます。
 
そんな「ディーふらぐ!」の中でも個人的に凄く気に入っているトピックがありまして、今回のエントリではそのことについてアレやコレと書いてみたいと思います!
 
 

■「ディーふらぐ!」は、ピンチヅラが素敵!

ディーふらぐ!」で個人的に凄く好きなチャームポイント…それが、女の娘の"ピンチヅラ"がとっても可愛いこと!
 
"ピンチヅラ"とは何か? コレ、自分の職場で頻繁に使われている物凄いローカルな言葉なんですが、早い話が"ピンチに陥ってイッパイイッパイになっている人の表情"のことです。窮地に陥り、テンパっている人の表情を面白おかしく表現したこのピンチヅラという造語。語感のおもしろさも相まって、自分もよく使っています。
 
で、「ディーふらぐ!」。この作品っていうのが、ホントに"ピンチヅラ"っていう表現がシックリくる表情がよく出てくるんですよ! 例えば、本作の人気キャラの一人である船堀さん
 


 
第9話「そうだよ、あいつの妹だよ」のアバンで、主人公である風間達のカバン争奪戦に巻き込まれこの表情! 表情から溢れ出す、この圧倒的なイッパイイッパイ感とピンチ感! …いや〜ホントにいいピンチヅラです!!
 
何でも、Web上では船堀さんが周囲から囃し立てられて、これまたピンチヅラになっているシーンをパロディーにしたネタ画像が一時期流行をしたそうで、それもこういう表情の描き方が抜群に上手い「ディーふらぐ!」という漫画の作品力とそこから生まれる面白味みたいなものがあったが故ではないかな、と。
 
そして、私は、果たしてそれがSなのかMなのかもサッパリ分からないのですが、こういう女の娘の表情が大好きです! こう、もう色んなものが限界にきちゃっている女の娘のギリギリの表情に、萌えと笑いのツボを同時に押されてしまい堪らない気持ちになるのです。
 
 

■風間之江ちゃんは、ピンチヅラ可愛い!

そんなピンチヅラを存分に見せてくれたのが、船堀さんも冒頭からピンチヅラをかましていた第9話から登場をする風間くんの妹さんである風間之江ちゃん!
 

 
部室に連れ込まれてピンチヅラ
 

 
変わり者揃いの先輩達に囲まれてピンチヅラ
 

 
高尾部長を怖い人と勘違いして、ドン引きしつつのピンチヅラ
 

 
土下座する時もピンチヅラ
 

 
もう、究極的に限界が近いピンチヅラ
 
…そして、最終的には、徹底的に詰められて…
 

 
泣いちゃう
 
…いや〜凄いですね。こうやって表情を並べるだけでも伝わってくるコメディー感と妹さんの限界ギリギリ感。何ていうか、船堀さんも妹さんも「性格は良いけど、精神的なキャパが他の人に比べて小さい娘達」なんだと思うんですが、そんな娘達が変人や変態や絡まれた時の困惑と絶望と哀しみが見事に表情に現れ過ぎている!
 
で、そんなイッパイイッパイな状態に陥っている彼女たちのピンチヅラから伝わるおかしさと愛らしさ。これこそが女の娘のピンチヅラの何よりの魅力ではないかと思うのですが、そういった表情を見事に描き切ってみせる「ディーふらぐ!」は、本当に良いコメディーアニメだなぁ、と私は心から思うのです。