『繰繰れ! コックリさん』で白石涼子さん演じるキツネっ娘に萌えつつ、声優さんの凄さを知る






『繰繰れ! コックリさん』を観ていたら、ちょっと気になった&そして、個人的に凄く嬉しくなったポイントがありましたので、今回のエントリでアレやコレやと書いてみたいと思います!




■念願の白石涼子さん演じるキツネっ娘に萌える




『繰繰れ! コックリさん』第7憑目<猫神タマの一目惚れ!>。市松家の蔵を掃除している最中に呪いにかかり、女体化をしてしまったコックリさん。自分にとって、キツネは凄く大好きな動物で、この世で一番可愛い生き物だと思っています。当然、我が家のお稲荷さま。いなり、こんこん、恋いろは。の様に、可愛いキツネが出てくるアニメが大好き。そして、可愛いキツネな女の娘……"キツネっ娘"が超好きです!


そして、『繰繰れ! コックリさん』にも可愛らしいキツネっ娘が。これには、キツネ大好きな人間として大喜びだったんですが、更に、嬉しかったのがこの女コックリさん役の声優さんが、これまた私が大好きで大ファンである白石涼子さんだったこと!!





"うりょっち"こと白石涼子さんの大ファンで、キツネ大好きなアニメファンとしては白石さん演じるキツネっ娘の登場は待ちに待ったというか、長年の悲願が達成をされた感じです。まさに、大願成就ですよ! しかも、白石さん演じる女コックリさんですが、これがかなりの巨乳の持ち主……キツネ大好きで白石涼子さん大好きで、おっぱいの大きな女の娘が大好きな巨乳、爆乳好きとしては、女コックリさんはまさにパーフェクト・ジオングばりにパーフェクトなキツネっ娘だと言えます。脚なんてただの飾りで偉い人にはそれが分からんのかもしれませんが、女の娘にとって大きなおっぱいは重要……超重要! その辺のガキでも分かる自明の理!!

"キツネ×白石涼子さん×おっぱい"という国士無双的な女コックリさんには、非常に多幸感を与えていただきました。だって、テーブルの上に自分の大好きなものしか乗ってないんですもん! まさに、萌えの満漢全席! もしくは、このオールスター感は、アニメ界のUSA FOR AFRICAシンディー・ローパーのポジションは、多分、たかはし智秋さん!!


……はぁ、はぁ。失礼。白石涼子さんがキツネっ娘を演じられた嬉しさの余り、ここまで岡村靖幸岡村ちゃん!)の名曲「だいすき」ばりに、"大好き"しか書いてないことに気付いてしまいました。♪赤いブーツとや〜けに〜スレスレのミニ、好みに応〜じて〜!


岡村靖幸 / だいすき>



そんな感じで文脈を完全無視して唐突に岡村靖幸の「だいすき」(超名曲!)のPVを貼ってしまう、あのキツネっ娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔をするのかが気になって仕方がないキツネ大好きで白石涼子さんの大ファンでおっぱい大好き(あと、岡村靖幸も大好き)な駄ブロガーを大喜びさせた白石さんボイスの女コックリさん。まさに、至福の時間でありました!




■女コックリさんを観て、声優さんの演技の凄さに気付く

とはいえ、「白石涼子さんが巨乳のキツネっ娘を演じていて嬉しかったです、まる」という程度の文章では、流石にBLOGのエントリとして申し訳ありませんので、もうちょっとアニメに関するBLOGっぽくアレやコレやと書いてみたいと思います。いや、まぁ、「白石涼子さんが巨乳のキツネっ娘を演じていて嬉しかったです、まる」なんて、そんな超個人的な感想わざわざBLOGに書かないでtwitterにでもツイートしてろよ! って話ですからね。いや、まぁ……




twitterでは、既に散々ツイートしとるがな!(FxCK!!)


今回の白石さんボイスの女コックリさん。勿論、可愛くて最高だったんですが、そういうシンプルでストレートなエモーションに加えて、おもしろかったのがその演技。コックリさんは、元々は男だったのが女の娘になってしまったわけで、終始、男言葉で喋るんです。そして、そんな"男なんだけど女の娘"なキャラクターの声を女性声優の白石さんが演じられている……という、よくよく考えてみれば物凄く複雑な構造になっています。声優さんのレイアウト的には、『らんま1/2』状態で。


白石さんのtwitterアカウントを覗いてみれば、この時の演技を振り返ってこんなツイートも。




最近だと、"TS"だとか"男の娘"なんて複雑な性の描き方が漫画やラノベでちょっとした流行になっていますが、それに付随してそういった作品がアニメ化をされた際に、声優さんのキャスティングや演技の仕方もどんどん複雑になってきている様に思うんです。


なんですが、これ、不思議なことにアニメファンって、その辺りの演技にアンマリ違和感を感じたりすることがないんですよね。極々、自然に消化出来るし、その複雑な構造をスムーズに理解する事が出来る。……いや、スムーズに理解できるというよりも、そもそもそこを意識をすること自体がほとんどないのかもしれません。


白石涼子さんは、御存知の通り少年役を演じることも多い女性声優さんですが、そこから更に進んで"女装をして女の娘のフリをする男の子"(『まほらば Heartful Days』の白鳥隆士くんや『ハヤテのごとく!』の綾崎ハヤテ)であるとか"女の娘になってしまった男性"(『繰繰れ! コックリさん』の女コックリさん)であるとか、更には"見た目は女の娘の様で、女の娘の様に話すし、振る舞うんだけど、そもそも性別がハッキリしないキャラクター"(『ひまわりっ!』のあざみ)などなど、色々なキャラクターを演じられています。そして、そんな多面的な性のレイヤーを持つキャラクターを演じる白石さんは女性声優さん。


"女性声優さんが演じる女の娘のフリをして女装する男の子""女の娘になってしまった男性キャラクターを演じている女性声優さん"……冷静に考えたら、何だかこんがらがってしまいそうですが、それを私達アニメファン、声優ファンは齟齬や混乱を起こすことなく視聴し、ストーリーを理解することが出来ています。


それっていうのは、やっぱり声優さんの演技力に依るところが非常に大きいのではないかと思います。そのキャラクターが、男性なのか女性なのか? TS的な性転換や女装なんかのギミックが加わったとして、その内面の真の部分は男の子なのか女の娘なのか? 結果、声質はどうするのか、男言葉で喋るのか、女言葉で喋るのか? 脚本、演出で描かれる性差に加えて、そこで声優さんがどんな役を演じてみせるのか、当然、その組み合わせによって声や話し方や所作といったキャラクターを形作られていきます。その部分にもアニメファン、声優ファンとしては注目をしていきたいなと『繰繰れ! コックリさん』の女コックリさんを観ながら思ったのでした。




■最後に

男性声優が女性キャラクターを演じるとか、女性声優が男性キャラクターの声を演じる……というのは、まだまだ序の口(というか後者は極々一般的)な声優業界。難しい演技論や演劇のヒストリーを振り返った上でのアカデミックな意見を書くことは出来ませんが、今回の女コックリさんみたいな声優さんの演技を観ると、やっぱり、ただただ「声優さんって凄いな〜」と思わされますね。


いや〜でも、そういう理屈っぽい意見は抜きにしても……白石涼子さんのキツネっ娘は可愛かった〜!!