「にゃんこい!」におけるコメディの構造と、豊富なリアクション芸の描写について

 

 
テレビアニメにゃんこい!」が、おもしろくてしょうがないです。
 
物語の中心に「女の娘」と「猫」という非常に魅力的過ぎる二つのモチーフを配置している時点で、何とも「ズルいな〜」という感じなのですが、可愛い女の娘と猫が作り出すハッピーな空気がまんまとツボに入ってしまい、毎回楽しんで観ています。
特に、田中敦子さんの声がハマり過ぎ&貫禄あり過ぎのニャムサスさんと、元マンバギャルの住吉加奈子さんがお気に入りのキャラクターですね。
 
とはいえ、勿論「にゃんこい!」の魅力は可愛い女の娘と猫だけではありません。
女の娘や猫たちに翻弄され続ける主人公、潤平の愛すべき振り回されっぷり。そして、作品全体のコメディ感を大いに盛り立てる古典的かつ派手な演出を使ったリアクション描写の数々も本作の大きな魅力になっているように思うのです。
 
今回のエントリでは、その辺りについて自分が思うところを、ちょっと書いてみたいと思います。
 

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