スカのリズムを知ってるかい? 「トーキョースカジャンボリー」参加レポート!

 

 
Hey! 真夏のルード・ボーイズ!
 
夏の暑さと熱狂に身を任せて、毎日スカを聴いてるかい? ギターのカッティングに乗せて、スカ・ダンスを踊ってるかい? 曲に合わせて「チキチッチ! チキチッチ!」っていう、あの変な合いの手を入れたりとかしてるかい? あと、女の娘のおっぱい揉んでるかい!?
 
勿論、真のルード・ボーイたる小生は、日々「魔法少女まどか☆マギカ」のマミさんのおっぱいを〜…
 

 
スカ・ミュージックに合わせてマミ! マミ! マミ!(裏打ちのリズムで)
 
どうも、余りの暑さに二次元キャラに対するセクハラ妄想で、連日脳内が大忙しの小生です。世間はそれを変と呼ぶんだぜ!!
 

 
そんなスカのリズムでエロ妄想を繰り広げる、BLOG界きってのルード・ボーイである小生は、先日東京スカパラダイスオーケストラ主催の野外フェス「トーキョースカジャンボリー」に参加してきたんだメェェェェェン!!
 
さて、このBLOGをご覧になっとる諸兄たちは、スカパラをご存知かな? そう、日本が世界に誇る、最高のスカバンド! それが、東京スカパラダイスオーケストラなのさ!
 

 
そして、コイツらが、噂のスカパラなのさ!(得意気)
 
メンバー、後列左から大森はじめ(パーカッション)、沖祐市(キーボード)、GAMO(テナーサックス)、谷中敦バリトンサックス)、北原雅彦トロンボーン)、茂木欣一(ドラム)
前列左よりNARGO(トランペット)、川上つよし(ベース)、加藤隆志(ギター)。残りの右端二人はメンバーではなく、たまたま写り込んだ浮遊霊です。う〜ん、夏・っ・ぽ・い☆ 季節的に、稲川淳二も大注目やね!(超興奮)
 
このスカパラが、毎年夏に山中湖で最高のスカ・バンドを集めて行われる、最高にルーディーなイベント! それが、「トーキョースカジャンボリー」。そして、今年のスカジャンは、何とミクスチャーロックのパイオニアFISHBONE(小生が10年以上に渡って大・大・大好きなバンド!)が参戦!! ということで、小生、居ても立ってもいられず遥々山中湖にまで行ってきたというわけさ!
 
そんなわけで、今回のエントリでは「トーキョースカジャンボリー」の参加レポをアレやコレやと。連日の痛飲で、常に胃痛が止まらないダメ社会人がお送りする、ひと夏の思い出をどうじょ!
 

 
カスにはスカがお似合いラブ〜!!(cv.沢城みゆき
 
 

■A Message To You Rudy

イベント当日は、どうしても出社しないといけない用事があった為、先ずは会社へ。即行で仕事を終わらせて、そのまま電車に飛び乗る。
都会の喧騒…"コンクリート・ジャングル"を抜け出し(今、小生、最高に上手いことを言った!)、大自然の中でスカを楽しむべく、山梨方面へ向かったわけさ!
 


  
山中湖への長い長い一人旅。孤独という名のナイフでヤサぐれたルード・ボーイである小生の心を癒してくれるのは…
 

 
ハードコアなマガジン(「DOLL」亡き今、日本で唯一のパンク、ハードコア専門誌となった「まんがタイムきらら」。今号の表紙&巻頭特集は、10月に来日するTERROR)と…
 

 
喉を焼くような強いアルコール(50度)…それだけだ…。
 
ちなみに、今回、小生が往路に用いたルートは、こんな感じ。中央線で高尾まで出て、高尾から大月駅に向い、そこから富士急行に乗り換えて富士山駅に到着! …しても、会場まではまだまだ距離があり、そこから更に路線バスで小一時間ほど揺られて、ようやく会場である「山中湖交流プラザ きらら」にチェックイン。何だかんだで、四時間半くらい掛かったメェェェェェン!!(照)
 
そして、ようやく現地に辿り着いた安堵と期待を胸に、意気揚々と会場入りしようとした瞬間…。
 
 

 
 
凄い雨が降ってきたメェェェェェン!!!!!(超動揺)
 
 
うわぁ、凄い! この絶妙のバッド・タイミング! ある意味、とっても夏フェスっぽいよね☆(雨でずぶ濡れになった前髪がおでこにペタペタ張り付き、「魔太郎がくる!!」みたいなヘアースタイルになりながら)
 
 

■One Step Beyond

ともあれ、ようやく会場に。着いた瞬間に、会場内にBLUE BEAT PLAYERSのカッコいいオーセンティックスカが鳴り響く。…うん、一番手のスカパラには間に合わんかったよ…。おのれ、仕事…。
 
とはいえ、超クールなBLUE BEAT PLAYERSの出番に間に合ったのは良かった!
  

 
会場も大盛況やね!(喜)
 
生憎の天気ではあるものの、場内の雰囲気はかなり良い感じ。何というか、スカを大好きな人たちが集まって、心からイベントを楽しもうとしている雰囲気がグッド。基本的に客層は、若い人が多かったけど、子供連れや年季の入った音楽ファンがかなりの割合で混じっているのも、如何にもこういうイベントらしい風景で楽しいですな。
 

 
そんな中で、BLUE BEAT PLAYERSに続き、.MICETEETHを観る。いや〜このバンドもメチャクチャ良かったですね! このイベントの為に、新メンバーを迎えて再結成をしたMICETEETH。このバンドのムーディーな歌謡スカが、場内をポップな空気で包み込み、何とも言えない多好感が全身に広がります。
思えば、スカの魅力ってこういう様々なアプローチの多様性にもあると思うんですよね。オーセンティックなスカをやるバンドもいれば、パンキッシュなスピードでスカを演奏するバンドもいるし、もっと速い所謂「スカコア」バンドもいれば、このMICETEETHみたいに"歌"を大事にしているバンドもいるという、そういった部分もスカの醍醐味の一つだと思うんです。
 


 
この後に、思いっきり踊って暴れられるようなバンドが続いたんで、ここでのこのバンドの登場は本当にいいアクセントになっていたなぁ、と。先月の頭に、野音のスチャのイベントで観たSAKEROCKの時も同じことを思ったんですが、ワンステージで出演者が次々に出てくるフェスだと、こういうゆったりとリラックスして聴けるバンドの存在って、何気に重要ですよね。
 
 

■Ringo

.MICETEETHが幸せな時間をくれた後は、休憩時間になったので会場内を色々と散策。そんなわけで、ライブアクトの感想だけでなく、小生が激写してきた会場内の写真もどうじょ!
 
この頃になると雨も止み…
 

 
会場内からは、富士山がキレイに見えましたよ!(超感動)
 
富士の絶景に心を奪われつつ、会場内を散策していると…。
 

 
山梨イチのルード・ボーイに遭遇!(超緊張)
こんな真っ直ぐな眼でガンを付けられたら、BLOG界隈イチのルーディーを自称する小生としては黙っていられない。この写真を撮った直後に、殴り合いの喧嘩を開始! 勿論、ボコボコにされて負けました!!
 
そして、スカジャンでは魅力的な飲食ブースも多数出店中。
 

 
タコスにかき氷! メヒコの国民食であるタコスと、日本の夏の風物詩かき氷という、プロレスで例えるならば、ミル・マスカラス藤波辰爾組みたいな、国籍は違えど強い必然性で結ばれた組み合わせの妙が堪りません!
 

 
高校の文化祭から、縁日、夏フェスまでイベント毎には欠かせないお祭りフード、焼きそば先輩も登場だ! ここ山梨は、静岡も近いということで、本場の富士宮焼きそばをボナ・ペティ! 「けいおん!!」のムギ嬢も大喜びやね!!
  

 
や、やった〜! ハイボールや!! スカジャンは、大人な音楽ファンの胃袋も掴んで離さない! アダルティーなお酒を片手にスカを楽しみつつ、大人の色気で気になるあの娘のハートをガッチリキャッチせよ!! ハートキャッチ! プリティガール!!
 
そんな素敵フード&ドリンク満載のフードコーナーで、小生が何を食べたかと言いますと! E-Must!!
 

 
行きのコンビニで買った「しるこサンド」をたらふく胃に詰め込んでたメェェェェェン!!
 
…いや、このエントリの前半でも書いたように、最近、飲み過ぎで胃をやられてましてね…。ビスケットと水くらいしか胃に入らず…みたいな。
あ! でも、地元の農協的な人たちが売店で売ってたキュウリと果物は買って食べました。メッチャ美味しくて、串刺しキュウリを売ってたお母さん(推定年齢50歳)に惚れそうになったわ! 小生、真夏の恋の予感を感じたね!!
 
そして、休憩時間の後は…
 
 

■This is SKA

ニシオギ・トーキョー! ステージにOi-SKALL MATESが! コレには、小生も堪らずステージの前の方に移動(スカジャンでは、客席が前方〜後方に掛けて3ブロックに分かれており、しかも、自由に移動できるのだ。つまり、自分のペースに合わせてイベントを楽しめるということやね、クール!)。踊ったね! 暴れたね!!
 


 
「Scooter Boy Scooter Girl」「Bring on Nutty Stomter fun」「Nishiogi Tokyo」といったライブの超定番曲から、歌モノの「恋は突然に」まで、ベスト的な選曲にワタル・バスターの愉快なMC。大規模なイベントで多くの観客を前にしても、「流石は、オイスカ!」と思わせる盛り上げ上手&抜群のステージングを見せてくれました! この日のオイスカは本当に良かった〜! ちょっと尋常じゃないくらい、カッコ良かったです!!
 
そんなオイスカの出番が終わり、グチャグチャに暴れた後も、我々には休む暇はない。皆が観たかった、あのバンドの登場ですよ! …そう、フィッシュボーーーーーン!(吉田ヒロの「眉毛ボーン!」の言い方&テンションで)
 
いや、FISHBONE、本当にヤバかったです…。自分が高校生の頃に、彼らのアルバム「Truth&Soul」を聴いて、パンクもハードロックもスカもファンクもダブもヒップホップも、あらゆる音楽をミックスした何でもアリ! なミクスチャーサウンドに衝撃を受けて以来、ずっとずっと好きで聴き続けているバンドなんですが、そんなバンドを遂に生で観れて大いにエキサイティングさせられました! このバンドの活動歴を考えれば、かなりの年齢であるにも関わらずステージで側転やジャンプを繰り返すフロントマン、アンジェロ・ムーアを観てスゲーとぶっ飛び、デッカいベース音にやられ、ギターのファンクネスに踊り、ホーンセクションにテンションが上がり…という感じで、とにかく大興奮のステージ。
 
スカのイベントということで、個人的にも「フィッシュボーンのスカといえば、やっぱりこのナンバー!」な「Ma&Pa」もやってくれたし(この曲は、やっぱり盛り上がった! モッシュ・ピットが出来てました)、最後は皆が聴きたかった「Party At Ground Zero」で締め!
 


 
本当に最高でハッピーな時間を過ごせました!
 
オイスカ&フィッシュボーンで暴れ過ぎた&踊り過ぎたので、流石にヘロヘロになり、最後の出演者が全員集まってのセッション(スカは大所帯のバンドが多いので、ステージは凄まじい人数に!)は後方で座ってユッタリと堪能。スカパラ&アンジェロによるコラボ曲「We Can Do It」まで聴けて、これ以上はない! という位に大満足して帰路(高速バスで三時間弱)につきましたとさ。
 
 

■まとめ

いや〜…「トーキョースカジャンボリー」。ロケーションも最高だったし、ホントのホントに楽しいイベントでした! 来年は、友達を誘って、大人数に行きたいですな。
 
 

■おまけ


 
ツートーンスカをイメージして、履いていった白黒チェック模様のVANS…
 

 
フィッシュボーン観終わった頃には、こうなっとった!(驚尻!!)
 

 
終尻!
 
 
 
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