ケヴ・ホッパー / ソーラス

Killing Jokeと一緒に、最近、ケヴ・ホッパーというミュージシャンの「ソーラス」というアルバムを愛聴しています。

ソーラス

ソーラス

80年代にSTUMPというビザールなニュー・ウェーヴバンドでベース&フロントマンを務めていたケヴ・ホッパーのソロアルバムです。
ケヴ・ホッパーは、90年代以降ミュージック・ソウ(演奏用のノコギリ)*1に傾倒していったらしく、このアルバムでもミュージック・ソウを全編に渡って演奏しています。
STUMPというバンドも、相当変なバンドだったようですが、


STUMP / Buffalo



ソロアルバムもやはりヘンテコでおもしろいです。
ケヴ・ホッパーは、ハイ・ラマズとの交流があるらしく(ハイ・ラマズのジャケットを手掛けたりしているらしい)、その辺りのバンドからの影響か、いわゆる音響派ポスト・ロック的なサウンドに、テルミンに似たミュージック・ソウの不可思議な旋律が乗るという何とも夢見心地な不思議なアルバムになっています。

*1:横山ホットブラザーズが「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」ってギャグで使ってるアレ