僕も、さかなクンをリスペクトしよう!

 
さかなクンをリスペクトしよう!
 
う〜ん、これは素敵なエントリー。
 
blogの方にコメントを書こうと思ったんですが、長くなってしまったので、トラックバックをさせてもらいました。
いしわたりさんも、管理人さんも、言葉では説明しづらい「さかなクン」の凄さを、キチンと言語化しているのが凄いなぁ。
 
いや〜、実は僕も大好きなんですよ、さかなクン
 
何気にファン歴は長くて、彼が高校生の時に「TVチャンピオン」の魚通選手権に本名で出場し、それから何度も優勝していた時から見ていて、
 
「あ〜、この人はゆくゆくは、魚の博士(表現が幼稚だけど、この言い方が妙にシックリくる)にでもなるんだろうな〜」
 
とか思っていたので、大学卒業後にイラストレーター → タレントっていう道に進んだ時は、
 
「えっ?」
 
って、なって、テレビでお笑い芸人とかにキツいツッコミを入れられてたりするのが、見てて正直辛かったんですけど、今では大学で助手の仕事をやってたりとか、気付いたら子ども達に魚の知識を教えるお兄さん的な立場(これはテレビの露出のお陰かな)になってたり、水中写真家の中村征夫さんと交流があったりして、自分のやりたい事をシッカリやってるんですよね、この人。
 
普通のテレビ視聴者から見ると「魚好きの変な人」で終わりなのかもしれないけど、さかなクンって学生時代に珍しい熱帯魚の人工飼育(だったかな? 昔、TVチャンピオンの選手紹介のVで紹介されていたんだけど記憶が曖昧)に成功して新聞に取り上げられたりとか、実は天才肌の人なんですよ。
 
これが、興味の対象が物理とか、理工学とかだったら、世間の人もきっと「何だかよく分からないけど、凄いことやってる人」って思ってくれたのかもしれないけど、さかなクンの場合は興味の対象が、ただただ「魚」ですからね。
 
で、彼のキャラクターも相まって、ただ単にエキセントリックな人みたいに認識されちゃった。
 
ただ、そんな感じで紆余曲折ありながらも、自分の好きな事を貫いている姿っていうのが、本当にカッコいいな、と僕は思っていて、
自分がおたく体質の人が好き、何故か惹かれるっていう類の人間だからなのかもしれないんですけど、僕はさかなクン、カッコ良いなって思っちゃうんです。
 
勝手な想像だけど、研究者とかの道を一旦諦めて、イラストレーターっていう不定職に付いたのも、何か大きな挫折があったのかもしれないし、それでも今は好きなことをやれてるんだから、これはもう立派なドラマですよ。
 
主人公が追いかけている夢が、野球やサッカーじゃなくて、「魚」っていうのがミソなんだけど。
 
あ、あと、さかなクンTVチャンピオンでの素人時代に、番組の中で高級魚を食べて魚の種類を当てる、みたいなクイズの正解率が異常に高かったり、ペットにコバンザメ(!)を飼ってたりしてたので、テレビ見てて「この人、すごいキチンとした家の出なんじゃないかな」とか思ってました。
 
何気に深さを感じるんだけど、あのハイテンションのせいで見る側に一切そういう部分を感じさせないトコロも凄い!
 
カッコ良すぎるよ、さかなクン