「SUMMER SONIC2011」(東京会場・2日目)参戦リポート! あと、加奈子の尻!!

 

 
Hey! メェン!! 突然だけど、夏のイベントと言えば何だい!?
 
"2011年"という一度きりのワンイヤーに、たった一度だけ訪れるスペシャルな"サマー"を一生ものの思い出にしてくれる素敵なイベントたち!
 

 
にゃんこい!」の住吉加奈子さんみたいな可愛い女の娘と行く花火大会! 加奈ちゃんみたいな可愛い女の娘と行くプール! 加奈ちゃんみたいな可愛い女の娘と行くビーチ! 加奈ちゃんみたいな可愛い女の娘と行く山遊び! 加奈ちゃんみたいな可愛い女の娘と行くG1 CLIMAX新日本プロレスの)! 加奈ちゃんみたいな可愛い女の娘と行く火祭り(ZERO1の)! 加奈ちゃんみたいな可愛い女の娘と一緒に帰る実家&墓参り(両親への紹介を兼ねた)!
 
などなど!!
 
夏は、灼熱の太陽とか、大谷晋二郎(日本一熱いプロレスラー)の熱さにも負けない魅力的なイベントがいっぱいDA・YO・NE!!(そういえば、EAST ENDって今何やってるんだろう? と唐突に気になりwikipediaググる→実は、2003年から再始動をしていたことに驚愕しながら)
 

 
大谷晋二郎「夏のイベントを制するものは恋を制する!!」ってプロレスの教科書の127ページに書いてあるって言ってたし、これを読んでるメェンも思いっきり夏の思い出作りに励んだことなんじゃないのかね? かね?(刀を振りかざして、大谷晋二郎炎武連夢のポーズを取ろうとするも、田中将斗役がいないことにフト気付き、焦りながら)
 
さて、そんな数あるイベントの中でも、拙BLOGみたいにアニメや漫画を中心とした人間として決して外せないイベントといえば…そう! やっぱり日本最大規模の同人誌即売会イベントコミケことコミックマーケットDA・YO・NE!!(wikipediaで、今度はm.c.A・Tのページを閲覧し、本名が「富樫明生」という事実に「ふ〜ん…」って薄いリアクションを取りながら)
 
コミケといえば年に二回のビッグ・イベントであり、謂わばオタクカルチャーの最先端。石恵の同人誌を買う為に長蛇の列に並んだり、石恵の同人誌を買う為に長蛇の列に並んだり、石恵の同人誌を買う為に長蛇の列に並んだり、石恵の同人誌を買う為に長打の列に並んだり…と数々の「修羅の門」的な出来事を通して様々な作品や人と出会い、己のアニメ、漫画、ゲーム、あるいは声優といった数々のカルチャーやアイテムに対するアンテナを磨くことができる、アニメ、漫画系のブロガーにとっても必須のイベントと言えるわけさ!
 
そんなわけで、小生、今年の8月14日は勿論、コミケの三日目に参加を…!
 

 
せずに、サマソニに行ってきたメェェェェン!!!!!
 
全然ダメーーーーーー!!!!!!!!
 
…何か、スマン!(謝罪尻!) …いや、でもしょうがねぇっすよ、これはしょうがない(開き直り尻!)。何と言っても、今年のサマソニは出演アーティストが超豪華!(絢爛尻!) このラインナップを見てしまえば、そらコミケすらもほったらかしで即幕張に向かってしまうであろう胸騒ぎの腰つき(無駄にサザン調。…だって、夏やからね…尻!)なメンツを改めて紹介だメェェン!(紹介尻!!)
 

 
先ずは、何はなくとも今年のサマソニの顔、レッチリこと、Red Hot Chili Peppers!!
新ギタリストを加えて、あと、アンソニーが変な髪型になってサマソニに初登場!
結成当初から現在に至るまでロックシーンの最先端を突っ走るモンスター的なバンド! もう、このアー写を見ても分かる通り、佇まいから既にモンスター! 七日間で地表を焼き尽くすくらい余裕です!!
 

  
今年のサマソニの参加バンドの中で、レッチリが海外勢の代表格ならば、コチラは日本の代表格、X-JAPAN
再結成後も、そのド派手なビジュアルと過激なサウンドは健在どころか、年々凄味を増していく一方!! ビジュアル系のイメージを決定付けたカラフルな髪形は現在でも健在だぜ!
 

 
で…出たぁ〜! とにかくラウドな音が聴きたきゃ、コイツらにまかせろ! ヤングジェネレーションに絶大な支持を受け続けるマキシマムザホルモンの登場や!! ハチャメチャなパワーとエネルギーに満ち溢れたサウンドとは対照的に、愛嬌のあるルックスもこのバンドの人気を支えるポイントの一つやね!
 

 
あと、SUEDE(普通)。
 
…ま、小生何だかんだ言って、上で紹介したバンドは、SUEDEを除いて一つも観てないんだけどね(照)。
 
そんなわけで、一番大きなステージ(マリンスタジアム)には、結局一度も行かなかった駄目ブロガー(真剣に職場で、「何しにサマソニに行ったんだ?」って言われた…)が送りするサマソニ参戦リポート! もう、ここまでの導入部の時点で相当に息切れ感があるものの、ようやく始まるぜ! あと、言っとくけど、感想自体は割とマトモだから、ここからは文章も普通だ!!
 

 
始尻!!!(はじまりしり)
 
 

■爆弾こわい

自分が参加したのは、2日目の東京会場。どうしても観たい! という目的のバンドが午後に偏っていた為、この日は、お昼過ぎに幕張駅に到着…と、かなり遅めの会場入り。
本当だったら朝イチで会場入りしてThe Morning Bendersとかあの辺の若い世代のバンドも観ておきたかったんですが、ちょっと体力的に自信がなかったので、ゆったりめの参加となりました。
 
だって、俺、この手の大型フェスに参加した時のペース配分が下手だから…その辺の不器用さは、このエントリを読んでみても分かるだろ?(加奈子の話をしていた辺りが、テンション的に本エントリのピーク)
あと、行きの電車の中で切符を無くして、幕張駅で始発駅からの運賃を請求されました。コレ、地味にメンタルへのダメージがデカかったです。ライブ前からテンションダダ下がり…。
 

 
そんな感じで色々ありつつも、気を持ち直して、先ずは、野外ステージであるリヴァーサイド・ガーデンに在日ファンクを観に!(一転して、テンションブチ上げ!!)
リヴァーサイド・ガーデンは、芝生と海風が何とも気持ちが良い会場。大小、様々なステージ分けがされているサマソニの会場ですが、いや、ここはホントに気持ち良かったですね。できれば、一日中居たかったくらい。
 

 
芝生に寝転がって、海風に吹かれながら屋台で買ったソーダなんかを飲みつつ、在日ファンクのメンバーがサウンドチェックをしているのを眺めていたら、もうそれだけで最高の気持ちになってしまいました。
 
<在日ファンク / 爆弾こわい>

 
そんなスタート前から最高のエモーションでもって観た在日ファンクのライブが悪いハズがない! 海風はあっても、強烈な日差しがサンサンと照りつける中、「爆弾こわい」のPVの衣装で登場した在日ファンクヴォーカルのハマケンはダブルのスーツ、楽器隊は何と皮のスーツ! と、もう衣装を観るだけでもプロ根性というか、このバンドのエンターテインメントに対する精神みたいなものがビシバシ伝わってくるわけですが、それに比例…あるいは二乗、三乗くらいの勢いでサウンドも歌もハマケンのJBリスペクトなアクションの数々も素晴らしかったですね。
 
あと、ジェントル久保田トロンボーン担当)のキャラクターが強烈過ぎた。演奏中のジェントルの顔を観て、目の前にいた女の娘が吹きだすというミラクルも目撃。
 

 
完全、不審人物。
 
そんな感じで、在日ファンクのプロフェッショナルなステージに満足し、幸先の良さを感じつつ、次は幕張メッセ内のソニック・ステージへ移動。
 
 

■She Is Beyond Good And Evil

今回のサマソニで個人的に一番のお目当てだったバンドが、やっぱりTHE POP GROUP
自分がNEW WAVEを好きになったきっかけのバンドで思い出も一入な上に、数年前のFUJI ROCKで観たマーク・スチュワートのライブが本当に衝撃的だったものだから、とにかくこのバンドのライブを観たくてしょうがなかった! のです。
 
…とはいえ、この伝説的バンドの解散から早三十年。その間に、どんどん音楽も機材も進化していってる訳で、今THE POP GROUPを観たトコロで、大丈夫なのかなぁ…という不安もあったのも確か。そんな期待と不安がない交ぜになる複雑な心境で、でもやっぱりドキドキワクワクしながら観たライブは…結論から言ったら、凄く良かったです
 


 
このバンドが活動していた当時の…そして、マークがソロになってからのラディカリズム溢れるサウンドとアティチュードを考えれば…あるいは、前述したようにコンピューターやサンプラーといった、THE POP GROUP活動時期にはまだ一般的ではなかった機材と、そういった機材が登場してからの音楽の進化を考えれば、全曲新曲を披露するとか、コンピューターを大々的に取り入れた新しい音を披露するとか、新生ポップ・グループを観られるかも…なんて期待もあったんですが(何より、ソロに転向してからのマーク自身がそういった新しい音を積極的に取り入れて、リズムやメロディの過激な解体を行ってきたのだから)、実際のトコロは、当時の曲を皆が聴きたい曲を中心に披露するという実に再結成らしい再結成でした。
 
"We Are All Prostitutes"に始まり、"She Is Beyond Good And Evil"を経由して、"We Are Time"でクローズドされたサマソニで観るポップ・グループ。 
ハイファイな機材を使用した大会場で、しかもやっぱり歳を取ってしまった再結成THE POP GROUPの音は、このバンドを初めて聴いた時のインパクトでもって耳に飛び込んできた…という訳には流石にいかなかったけど、でも、それが決して嫌な訳じゃなくて、寧ろ適度に緩くて、そして適度にカッコ良かったからこそ、凄く楽しめたというのが再結成したこのバンドを観た私の素直な感想。
 
それに何より、やっぱりこのバンドに対しは多大な思い入れがある訳で、もう単純にそんなバンドを生で観れたことが何より嬉しかった! "Thief of fire"を聴いている時なんて何だか色々なものが込み上げてしまって、ちょっと泣いちゃいましたね。
 
ただ、このバンドが今の時代に新しい曲を作ったらどんな音になるのかなぁ、という期待は昨年の再結成の報を聴いた時から、常に自分の中にあるのでここはニューアルバムの発売なんてのにも期待をしたいトコロ。
フリージャズやダブやノイズやパンクがフリーダムに交錯するTHE POP GROUPサウンド同様に、そんな、過去の思い出と未来への期待と、何より"今"が様々に行き来したライブでした!
 
 

■I Want Candy

ソニック・ステージの次の出演者であるBOW WOW WOWが出演するまでの待ち時間に、今度はマウンテン・ステージでHOUSE OF PAIN。生バンド+ターンテーブルにMCというミクスチャースタイルのステージングはなかなかに素晴らしく、このバンドの熱狂的なファン! …という訳ではない自分も結構楽しめました。
ただ、この頃になると観る側も大分疲れてきていて、ステージの後方で寝転がってノンビリとマイスペースに音を楽しんでいる人が大勢。自分もそんな感じでHOUSE OF PAINと対峙していたんですが…最後の最後で"Jump Around"のイントロが、あのホーンセクションのサンプリングが鳴り響いた瞬間、皆がステージに押し寄せ、ピョンピョン跳びはね始める!
 


 
皆、分かりやす過ぎ!! と心の中でツッコミつつも、やっぱりこういう大ヒット曲は聴いておきたいよね、そりゃ、どんなに疲れていても暴れちゃうよね、なんて思いました。何より、あの曲は聴けば誰もがジャンプしちゃう魔法みたいな曲な訳で、そんなナンバーを生で観て&聴けたことに感動。
 
HOUSE OF PAINを観た後は、そそくさとソニック・ステージに舞い戻り(幕張メッセの中は、こういうステージ感の移動が非常に楽で良いですね)、BOW WOW WOWを。
いや〜これは予想を覆す本当にカッコ良いステージだった! もう、完全に中年体型になってしまっているにも関わらずアマゾネスみたいなビキニ衣装で登場したVo.のアナベラちゃん。そんなアナベラの素っ頓狂かつ甘々なヴォーカルと、あの何ともいえないズンドコ・ビート!
この超ヘンテコなのにとことんポップな独特のフィーリング(何故か、ドラマーはSOUNDGARDENのTシャツを着てたし…)こそがBOW WOW WOWというバンドの最大の魅力だと再確認。とにかく、イチイチ感覚が現代的なカッコ良さとズレまくっているんだけど、そのぎこちなさが何とも言えないキッチュな感覚に繋がっていて、もう何ともカッコ良かったし、楽しかったですね。
 


 
そんなカッコのよろしいライブのラストは、やっぱり"I Want Candy"で締め。MCでソフィア・コッポラの名前をアナベラも出していたけど、「マリー・アントワネット」の効果もあったのか、ソニック・ステージにはこのジェネレーションのバンドを観るには似つかわしくない女の娘(しかも、皆ガーリーな格好をしていて可愛い)が沢山いたのも何とも印象的でした。
 
 

■DEATH DISCO


 
BOW WOW WOWの後は、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンをチラ観しつつ(この暑い&熱い会場で、在日ファンクと同じくジョンスペのステージ衣装もスーツだったことに感動)、THE POP GROUPと並んで今回のサマソニの個人的なヘッドライナーであるPublic Image Ltd.を観に。
 
正直、ジョン・ライドンがああいうシニカリズム過剰な人で、バンドメンバーも一番尖っていた音を出していた初期メンバーじゃないし…とアンマリ期待をしていなかったのですが、いや、このバンドももう本当に素晴らしかった
「こんなもんじゃないかな〜」なんてボンヤリ考えていたコチラの予想を良い意味で裏切るテンションと音量。名盤と言われる1st.〜3rd.からだけじゃなく、中期〜後期の曲もバランス良くレイアウトされたセットリストに、これまたコチラが勝手に抱いていた変な不安を一蹴するようなジョン・ライドンのグッド・コンディション!(あの怪鳥音のような独特の歌唱法は健在だったし、何より一時期に比べたら大分痩せてた!)
 
THE POP GROUPに続いてドラムを叩いたブルース・スミスも抜群に良かったし、とにかくバンドの音として物凄くシッカリしていましたね、新生PiL。爆音の中で、延々フリークアウトを続けた"Religion"は間違いなく今年のサマソニのハイライトであり、個人的な記憶にも強烈に刻まれたシークエンス。
 


 
…でも、数メートル先に、あのSex Pistolsの…PiLのヴォーカリストがいるっていうのが、全く実感がなくて…。信じられないんですよね、何だか。ステージで本人が歌っているのよりも、横にある大型のモニターでジョン・ライドンの姿を観る方が現実味があるというか。「コレ、ロンドンからの衛星中継ですよ」とか言われた方が、まだリアリズムがあるという。アレは、本当に不思議な感覚と体験だったなぁ…。
 
今年のサマソニのハイライトであるPiLで体力と気力を使い果たした後は、財布に残ってたお金を集めてアルコールをまとめ買いし、床に寝転がってグデングデンになりながらSUEDEを。
疲れと酔いで正直、あんまり覚えてないんですが、「あ〜ブレット・アンダーソンやっぱり気持ち悪ぃなぁ。でも、カッコ良いなぁ」なんて思いつつ、今回のライブを振り返ったりして多幸感に浸っていたのは覚えます。
 
そんなこんなで、SUEDEを観た後に大分アルコールが残った身体で幕張駅を離脱し、帰宅。帰りは流石に切符は失くしませんでした。
 
 

■まとめ

今年のサマソニは本当に楽しかった! 観たのは往年のニューウェーヴ・バンドばっかりだったんですが、どれも本当にカッコ良かったし、素晴らしかったですね。来年もこんな感じのラインナップにして欲しいなぁ、と思いつつも、でも、もうちょっと若手のバンドの観なくちゃねなんて自分を戒めたりもした2011年の夏。
 
 
 
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<関連URL>
■EAST END - Wikipedia