プロレスラーが出演しているミュージック・ビデオを、ちょっくら集めてみました!

 

 
私が大ファンのレぺゼン横浜184045! …なヒップホップ・ユニット、サイプレス上野とロベルト吉野の新曲"BUMP"。この曲のPVがとにかくカッコ良い!
 
<サイプレス上野とロベルト吉野 / BUMP>

 
サイプレス上野とロベルト吉野…略してサ上とロ吉のこれまでの曲に比べても一際ハードでロックなトラックに、サ上のオンリーワンなスタイルのラップが最高な新曲"BUMP"! 更に、更に、PVの中でサ上とロ吉と共演をしているのが、超過激なデスマッチで熱狂的なファンを持つプロレスラーの葛西純
 
大好きなサ上とロ吉と、これまた大好きな葛西純が乱闘を繰り広げるミュージック・ビデオなんて、音楽ファンでプロレスファンな自分からしたら感涙ものの一本です! カレーの上にカツが載って出てきたような! 盆と正月が一遍に来たような! 「にゃんこい!」の住吉加奈子さんと、「BLAZBLUE」のツバキ=ヤヨイちゃん(私が一番大好きなアニメ&ゲームのヒロイン! 好きだ!!)が両サイドからお酌をしてくれているような…そんな一粒で二度美味しい、美味し過ぎる素敵なビデオになっています。
 
言うなれば、音楽とプロレスの異種格闘技戦が熱過ぎるサ上とロ吉の"BUMP"。他にも、こういうプロレスラーが出演をしているPVってあるのかな? なんて気になったんで、ちょっといくつかご紹介をしてみたいと思います。そんな感じで、今回の更新もプロレスや音楽について、アレやコレやと〜…と言っても、Youtubeの動画を貼りまくってるだけですが(笑)。
 
 

■プロレスラーが出演をしているPVを集めてみました!

先ずは、プロレス界の大御所である長州力選手が出演をしているPVを二本。
 
<メロライド / ココニアル>

 


 
長州演じる頑固親父と、その家族を描いたドラマ性の高いストーリーになっている前者のPVでは、長州が何と片桐はいりさんと大乱闘異種格闘技戦的な組み合わせで、マニアには堪らない絵を見せてくれます。
対して、冠徹弥の一人メタルプロジェクトThe冠のPVでの長州は、ステージ前でモッシャーを捌くスタッフに扮して、リングの上での試合運び同様に無骨なキャラクターを熱演…というか、普通にリキ・ラリアットとか打ち込んでるだけなんですけど(笑)、この二本、長州のキャラクターのふり幅が何ともおもしろいですよね。
 


 
続いては、このエントリの冒頭でご紹介した葛西純もレギュラー出場をしている大日本プロレス絡みのPVを。
メロコアバンドFULLSCRATCH"Lian"では、大日本プロレスがリングを貸し出し、当時の主力選手だった金村キンタローが出演するなど大日本プロレスが全面的にバンドをバックアップ。
ちなみに、劇中でマスクマンに扮しているのは今や大日本プロレスのエクストリームなデスマッチの立役者であり、団体のチャンピオンであり、エース選手である伊東竜二選手!
この曲がリリースされた当時は、まだデスマッチデビュー&ヘビー級への転向を果たす前で、今と全く体格が違います。ビデオの中で魅せるJr.ヘビーで活躍をしていた頃のスピーディーなムーブの数々は今では貴重。また、このPVの中では金村キンタローにボコボコにされている伊東選手(扮するマスクマン)ですが、この後、伊東選手はデスマッチに転向し、金村を破ってチャンピオンベルトを奪取
そういう現実のリングでのストーリー展開、時代の変遷も含めて、何ともドラマティックなPVです。
 
<スネオヘアー / ストライク>

 
李闘士男監督の映画お父さんのバックドロップの主題歌だった、このナンバー。映画と同様に、大日本プロレスの所属選手がエキストラとして出演をしています。
PVの内容は映画の後日談というか、スピンオフ的な内容になっており、映画の中で神木隆之介演じる一雄の親友である哲夫が、大日本プロレス(劇中の設定では、新世界プロレス)のプロレスラー達の力を借りて、怖い犬に立ち向かうというもの。
映画同様に、プロレスラーの凄さや強さ、人の温かさを観る人に伝えてくれる、本当に素晴らしいPVになっています。
 


 
J-POPでプロレスネタと言えば、コレは外せない! なナンバーがSEAMO"Fly Away"SEAMOをマネージャーに付けたタイガーマスク田口隆祐が、獣神サンダーライガー邪道の悪役タッグチームと戦うという…まぁ、普通にプロレスをやってるだけなんですけど(笑)。新日ジュニアの華麗でストロングで高レベルなムーブの数々を楽しめる極上のビデオとなっています。
スワンダイブ式のミサイルキックや、雪崩式フランケンシュタイナー、邪道の必殺技であるクロスフェイス・オブ・JADOなど、これぞ新日Jr.! なムーブ、技がダイナミックに音楽に合わせて展開されるのも素晴らしい。
当時、ヒールユニット"CTU"のリーダーとしてヒールをやっていたライガーの全身黒コスチュームも懐かしい!
 
 

■まとめ

そんなわけで、ポップなものからロックなものまで。どのPVもミュージシャンのプロレスが大好き! という気持ちとプロレスラーへのリスペクトに溢れていて、どれもカッコいいですよね!