格ゲーに"弱キャラ"なんていない、弱いプレイヤーがいるだけなんだ!

 

 
突然ですが、私、猛烈に感動しております!
 
溢れ出る涙を! 溢れ出る情熱を! 私、不覚ながら! 不覚ながら!! 止める術を知りません! 私、ただ今、感動と激情と…そして、情熱の塊と化しております!!
 
と言いますのも、ゲームファンにはお馴染みの格闘ゲーム大会闘劇。この格闘ゲーマーの頂点を決する大会における、本年度のBLAZBLUE CONTINUUM SHIFT2」部門で、何と…何と! 私の「BLAZBLUE」における持ちキャラであり、最愛のゲームキャラであるツバキ=ヤヨイ使いのゲーマーさんが優勝を果たしたのでございます!
 
うをぉおおおおおおおおおお!
 
これは、ヒートアップせざるを得ない! 序盤から、何か無駄にstrongタグとか使いまくって、この歴史的偉業と喜びを強調せざるを得ない!
 
太字でテキストを強調しまくった挙句に、無駄に読みにくいエントリにせざるを得ない!!
 
そんなわけで、今回のエントリでは闘劇におけるツバキ=ヤヨイの優勝に絡めて、このプレジャーとパッションが溢れまくった感動と、そこから考えた格ゲーについてアレやコレやを! アレやコレやをビチーッと書いてみたいと思うのでございます! ビチーッと!! ビチーーーーーーーーーーーーッと!!!(←もうビックリする位、無駄なstrongタグの使用法)
 
 

■ツバキ=ヤヨイちゃんが大好きなのです!

いやね、私は、ツバキ=ヤヨイというキャラクターが大好き過ぎるのですよ
 
思い起こせば、「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT」が発売された当時(「BLAZBLUE」ファンには説明不要でしょうが、それっていうのはつまりツバキちゃんが使用キャラクターとしてゲーム内に登場した当時)、たまたま通り掛かったゲームセンターに貼ってあった販促ポスターに描かれた彼女の姿に一目惚れ。
 
「何だ、このメチャクチャに可愛い娘さんは!!」と衝撃を受けた私は、その日から、ツバキちゃんの姿を見たさに、ゲームセンターの筐体にコインを注ぎ込み、ひたすら練習を繰り返す日々を送るようになったのでございます。
実は、「BLAZBLUE」にハマる前っていうのは"ゲームセンター"というプレイスポットからも長らく足が離れていまして…学生の頃はSNKとかカプコンの格ゲーが大好きだったんですが、歳を重ねるにつれて、ゲームそのものに対する情熱っていうのが薄れてきてしまって、何時の間にかアレだけ足しげく通っていたゲーセンからも離れてしまっていたのです。
かつて夢中になっていた格ゲーへの愛も薄れてしまい、「『KING OF FIGHTERS』の新作が出るらしいよ!」って聞いても「ふ〜ん…」みたいな薄いリアクションしか出来ない悲しい大人の仲間入りをしてしまっていたのでございます。
 
そんな自分がゲーセンに再び通いだすきっかけになったのが、前述のツバキ=ヤヨイちゃんとの出会い。「結局、キャラ萌えかい!」という話ですが、それを出会いにして「BLAZBLUE」というゲームの奥深さを知り、そして格ゲーへのゲーセンへの愛と情熱が再燃する形になったので、自分的には全然オーライ。今年の頭には、「BLAZBLUE」のBGMを演奏するライブにも参加してきました!
 
■格闘ゲームの音楽について思うことアレコレ - 「GUILTY GEAR × BLAZBLUE ミュージックライブ 2011」を観て
 
まぁ、そこまで自分を夢中にさせた(というか、現在進行形で「させている」)ツバキちゃんのどこか素晴らしいかと言いますと、ツリ目&染髪ロング、そして何気に巨乳! と、もう見た目からして自分のどストライク・ウィッチーズな女の娘なわけですよ! パンツじゃないから恥ずかしくないもん!!
また、「運命の過酷な悪戯から、親友や最愛の人と敵対してしまう…」という切ない運命を描いたバック・ストーリーにも惚れました。あと、声を担当されている今井麻美さんの声質と演技も、この娘さんの生真面目なキャラクターにマッチしていて素晴らしい!
 
あと、ツバキちゃんはね…お尻が素晴らしいですね。もう、あのプリッとしたヒップが素晴らしい。
 
開幕の登場時に後ろを向いている時のお尻が素晴らしい。蹴りを放つ時に、"プリッ"とこっちを向くお尻が素晴らしい。私なんて、あのツバキちゃんのキュートなお尻を枕代わりにして昼寝をしてみたいと何度も何度も夢想をした程です! その妄想のバーストぷりったるや、「北斗の拳」の夢想転生もビックリするくらいの夢想っぷりでした。
ん〜ツバキちゃんと一緒に寝てみたい…。
 
…あ、"寝る"って言っても、そういう性的な意味では決してないのです! エロとかじゃなくて、純粋にあの柔らかそう、かつハリのありそうなお尻を枕にして幸福な微睡を味わってみたいと…そういうピュアな想いなんです、本当なんです! 信じてください!!(「女の娘のお尻を枕にする」という行為自体が、そもそもエロではないのか? という当然のツッコミはガン無視で)
 
そんな大好きで、大好きで堪らないツバキちゃん…でも、そんなパーフェクトな彼女にも一つだけ欠点があるんです。
 
 

■"弱キャラ"とは何か?

それは、とてつもなく弱いこと。格ゲー用語で言うところの所謂"弱キャラ"なんです。
 
トリッキーな技性能に、これまたトリッキーな特殊能力。女の娘故の防御力&攻撃力(これまた格ゲー用語で言うところの"火力")の低さ。「機動力を活かしつつ、相手を翻弄しながら戦う」という戦略が要求される、可愛い見た目に反して、なかなかのテクニカルキャラなのです。
おかげで、「BLAZBLUE」を始めた頃は、随分と苦労させられました…。格ゲーを始めたのが久しぶりということもあって、対人戦での連戦連敗はおろか、CPUでもポコポコポコポコ負け続ける始末。いったい、ラスボスのハザマに何回泣かされたことか…(己の指にできたレバータコを見つめながら)。
 
格闘ゲームには、このように"弱キャラ"という概念が存在します。それっていうのは、キャラ性能が低かったり、物凄くテクニカルなキャラクターで高度な技術が要求される"使いにくい"キャラだったり…という、対人戦なんかでの"勝利"を最短距離で目指すならば、このキャラは選ばないだろう、というキャラクター。"弱キャラ"とはそんなゲームバランスの歪の上に存在をしているキャラクターなのです。
 
で、「BLAZBLUE」においてツバキちゃんは弱キャラにカテゴライズされているキャラクターだと思います。それっていうのは、専門誌の記事や、或いはゲームセンターでの対戦履歴を表すダイアグラムなんかでもデータとして出ているんです、残酷なまでにキチンと。
データとしてもイメージとしても"弱キャラ"っていうのは格ゲーにおいて厳然として存在をしています。で、不味いのが、プレイヤー側もそういうデータなりイメージなりっていうのを頭に入れた上でゲームを遊んじゃうんですよね。熱心なファンであればあるほど、常に。
 
そういう情報ありきでゲームなりキャラなりに触っちゃうものだから、それで勝てない時に、「弱キャラだから」がエクスキューズとして働いちゃう時がある。また、自分の中で変なスイッチも入っちゃたりなんかして、「"弱キャラ"を"敢えて"使い続けている俺」なんて謎の自意識を持ってゲーム筐体に向かう輩もいます。
 
この辺のフィーリング、格ゲー好きな方には分かっていただけると思います。かくいう自分も、"弱キャラ"という変な言い訳とか自意識も働いて、「BLAZBLUE」の中でツバ=ヤヨイというキャラクターを使い続けた&のめり込んでいったっていう部分も確かにあります。…いや、最初の最初で、なおかつ未だにベースになっているのはポスターに描かれたキービジュアルを観た時の一目惚れなんですけどね(照)。
 
…でもね、今回の「闘劇」でのツバキ使い優勝というサクセス・ストーリーを観て、本当に目から鱗…というか、考えを改めたんですよ。
 
 

■"弱キャラ"なんていない、弱いプレイヤーがいるだけだ!

ツバキ=ヤヨイというキャラクターは、確かに"弱キャラ"として認知され、上級プレイヤーの眼中に入りづらいキャラクターだったと思います。現に件の「闘劇」に関するデータを見てみても、今年に入るまでツバキ使いは決勝リーグに残ることすらできなかったみたいですし…。
 
でも結果は、ツバキ=ヤヨイの優勝。思わぬ伏兵による大番狂わせ。この優勝劇がファンに与えたインパクトって、相当に大きいものがあったと思います。
 
で、思うのが"弱キャラ"なんて本当はいないんじゃ…っていうことなんですよね。一番大事なのは、やり込み量とキャラクターへの思い入れなんじゃないかって。まぁ、キャラクターの性能であるとか相性っていうのはキッチリとデータとしても出ているんで、あるにはあるんでしょうが、大事なのはそこじゃないんだ、と。キャラクターへの愛情こそが一番大事なんじゃないの? っていう、そういうゲームやキャラクターに対する一番ベーシックな部分というか、ピュアな部分っていうのを、今回の「BLAZBLUE闘劇大会での結果を見て思ったんです。
 
これ、凄い極端で暴力的な話なんですけど、"弱キャラ"なんていないんですよね、本当は"弱いプレイヤー"がいるだけ。データとか勝率じゃなくて、"好きだから"でキャラクターを選んで、で、強くなりたいから思いっきり練習する、格ゲーを楽しむ。それが、一番、格ゲーにおいて重要なんじゃ…なんて自分は改めて思いました。ゲーセンで、ツバキちゃんの尻を凝視しながら(あと、乳揺れも)。
 
 

■まとめ

何か、「闘劇」で自分の好きなキャラクターを…それも、"強さ"や"キャラ性能"といった概念からは若干の距離があるキャラクターを使い続けているプレイヤーさんが優勝したという事実に妙〜に感動してしまって、いつも以上に支離滅裂な熱い思いをビチーッと書いてみました。
うん、やっぱり大事なのは愛ですよね、愛! 自分、これからはキャラ性能とかそういうのを言い訳にすることなく、大好きなキャラクターで勝てるように日々精進していきます。
 
まぁ、それはともかく今回のエントリで何が一番言いたかったかというと、ツバキ=ヤヨイはメチャクチャ可愛いっていうのと、彼女のお尻はひたすらキュートであるっていうことだな! 誰か、冬コミでツバキちゃんとノエルがチュッチュする本を私に買ってきてください!!(尻)
 
 
 
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