「機動戦士ガンダム0080」に倣って、"チョバムアーマーっ娘"を愛でようという提言

 

 
今回は私からのちょっとした提言でエントリを更新! アレやコレやというには、ちょっとテキスト量のボリュームが足りない感じのエントリですが、その分、無駄に熱っぽい感じで語ってみたいと思います! ハイ・ゴッグ!!
 
 

■「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」が好きなんです

唐突なんですが、私、ガンダムシリーズの中でも、機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争が特に大好きなんですよ。
以前、こちらのBLOGで私の「Vガンダム」愛、その中でも最愛のキャラクターであるマーベットさん愛については書かせていただいたのですが、「ポケットの中の戦争」も「Vガンダム」と並ぶくらい大好きで…。
 
OVAだと全6巻(現行のDVDでは全2巻)の掌編ではありますが、そのストーリーのエモーションに初めて観た時は本当に胸を打たれてしまって…。
「戦争」という重いテーマを真っ直ぐに扱った内容も好きですし、出渕裕さんのメカデザインも大好きですし、美樹本晴彦さんのキャラクターデザインも大好きですし、林原めぐみさん演じるクリスが可愛い。何度も何度も観返していて、もう、ゲルググ・イェーガーが画面に出てきただけで大興奮!(一瞬しか出てきませんが…)
144分の1スケールのガンプラのパッケージで、開田裕治さんが描いてたモビルスーツのイラストとかメチャクチャにカッコ良かったなぁ…。
 
さて、そんな「ポケットの中の戦争」。全6話とは思えない濃密なストーリーに加えて、特に私の中でインパクトを残したのが、本作の主役機であるガンダムNT-1…通称、"アレックス"が登場をするシーンです。
 

 
凄まじいスピードを武器に急襲を仕掛けてきたケンプファー(武器をどんどん使い切りながら連邦軍のMSを次々に撃破する姿がメチャクチャにカッコいい!)の前に、連邦の新型MSであるアレックスが遂にその姿を現します!
 

 
で、衝撃的なのがこの後です! チェーンマインによる爆撃をモロに受け、爆風と衝撃派の中に消えるアレックス。勝利を確信するケンプファーパイロット、ミーシャの前に姿を現すのが…
 

 
爆破された装甲の下から出てくる、アレックスの本体!!
 
アレックスが初登場時に装着をしていた重工な装備…チョバムアーマーの頑強さと、ニュータイプ専用機として開発をされたNT-1のMSとしての特別な存在感、そして、メカデザインの秀逸さが全て詰まった最高に胸が高鳴るシークエンス!
 
…このシーン、本当に凄いと私は思うんです。アレックスのデザインのカッコ良さと真の実力(腕のガトリング砲でケンプファーを秒殺)を"チョバムアーマー"というベールで隠しておいて、その後で一気に開放をする。そこから生まれる、この圧倒的な高揚感! もうですね、この場面、大好きで…。
 
そして、私は思うんですけどね。この「ポケットの中の戦争」におけるチョバムアーマーを使った、高揚感と開放感溢れ過ぎのカタルシス。これ、女の娘に対しても適用可能だと思うんですよね。
 
 

■"チョバムアーマーっ娘"という提言

例えば、私の大好きなアニメであるにゃんこい!」。そこで、私の嫁…文字通りの「俺の嫁」であるところの住吉加奈子さん!
 

 
この娘ですね、初登場時はバリバリのガングロメイクをしているんです。所謂、"ヤマンバギャル"です、ヤマンバギャル。ところが、水を被ってそのメイクが落ちると…
 

 
その下から出てくるのは、超絶美少女の加奈子(本体)さん! このですね、先ず、第一段階としてのビジュアル、第一形態を挟んだ上で、そこから最高に可愛い女の娘が登場するという多幸感ですよ!!
 
で、私なんかはこのシーンを観返す度に「ポケットの中の戦争」のチョバムアーマー破壊シーンを思い出すんです。このヤマンバメイクっていうのはですね、正に加奈子さんにとってのチョバムアーマーであったと!
 
そこで、私は、ここに"チョバムアーマーっ娘"という概念を提唱したいと思うのです! 女の娘の真のポテンシャルを、衣装やメイク、アイテムを使って一旦隠した後で、一気に開放をするというこの一連の演出術! 女の娘の可愛さを最大限に引き立てるメイキング・センス! まさにコレって「ポケットの中の戦争」で、アレックス登場シーンとそのインパクトを最大限に盛り立ててみせたチョバムアーマーによる高揚感と一緒じゃないかと!
 
例えば、ラブコメ作品なんかで王道の「分厚いメガネを取ったら可愛い女の娘だった」。あるいは、ヒャッコ蕾家祈さんみたいに、髪型を変えてみたら実は美少女だった…なんてのも、こうした"チョバムアーマーっ娘"の一形態、バリエーションと言えるでしょう。
 
是非、皆さんも使ってみてください"チョバムアーマーっ娘"。チョバム・アーマーは! 最高に萌える!!(結論)