エイプリルフールに「subculic」さんの話

 

 
こんにちは、BADBOY非道です。嫁は工藤めぐみです。
 
嘘です。
 
4月1日は、"嘘を吐いてもいい日"である"エイプリルフール"です。この日、Web上、個人BLOG界隈では様々なエイプリルフールにまつわるネタや企画が展開されます。言うなれば、"嘘"に絡めたお祭りの日。
私も、毎年毎年そうした企画に乗っかりたいと思いはするのですが、如何せんユーモアに乏しい人間。なかなかおもしろいネタが思いつきません。
 
そこで、私はエイプリルフールにかこつけて、「普段はなかなか言い出せない本当のこと」を書いてみようかな、と。シラフの状態では表に出しにくいこと、恥ずかしくてストレートにエントリにしづらいこと…を、この"嘘を吐いてもいい日"という四月馬鹿のお祭り感に託してアレやコレやと書いてみたいと思うのです。そう、後から「アレは嘘でした!」「冗談のつもりでした!」と言い訳ができるように。
 
そこで、今回、4月1日のエントリ…私と同じはてなダイアリーでBLOGを書かれているid:tatsu2さんの「subculic」について普段思っていることを書いてみようと思います。非常に個人的な思い入れの話ではあるんですが、もしよろしければ最後までお付き合いをいただけると幸いです。
 
 

■「suculic」さんの話

こんな場末のアニメ感想BLOGを覗きに来ていただいる方ならば、「subculic」というBLOGのことは詳しく説明しなくても、皆さん既にご存知かと思います。
 
アニメに関する考察、感想をメインに書かれている「subculic」さん。例えば、エントリに付いているはてなスターはてなブックマーク。こういったWebツール諸々のサムシングをそのBLOGの人気を計る一つの尺度として観ていただいても、その充実具合が分かっていただけるかと思います。勿論、自分も大好きなBLOGです。
 
一番最初にこのBLOGを知ったのは…確か「東のエデン」にまつわるエントリを自分が書いた時に、トラックバックを送っていただいた…そんなきっかけだったと思います。後は、id:karimikarimiさんとの繋がりで、その名前、存在感というのが自分の中で大きくなっていった感じでしょうか? 「karimikarimi」さんも私、凄い好きなBLOGなんですが。
 
先ず、一番最初に「subculic」を観て驚いたのが、アニメに対するその知識の深さ、センスの良さでした。"アニメ"というカルチャーに対して、凄く深く、そして強い愛情を持って接していらっしゃる。そんな熱量に対して、とてつもなく大きなインパクトを感じたものでした。
 
また、「subculic」の凄いところって、アニメ(に限らず、漫画や映画、音楽、スポーツなど様々なカルチャー)にまつわる豊富な知識や持っている固有名詞の量、そして観察眼…に加えて、高い文章力を併せ持ってらっしゃるところだと思うんです。これは、最初にその存在を知った時から、今に至るまでずっと変わらない印象。あのエモーショナルなテキストっていうのは、ちょっと自分なんかじゃとてもじゃないけど真似できない。というか、こういったアニメ、漫画関連のBLOG界隈では他に並び立つものはいないんじゃないかとすら思います。
 
ちょっとした言葉のチョイスであるとか、言い回し一つとっても、そこには管理人であるtatsu2さんの人間性が溢れている。豊かで正確な知識とアニメに対する愛情…に読ませるテキストをミクスチャーさせた「subculic」さんのスタイル。…くだけた表現をさせていただけるならば、正に"ぶっ飛び"です。ぶっ飛びのアニメBLOG。やっぱり、抜群に上手いし、読んでいておもしろい。更に、自分みたいな温いアニメファンからすると勉強にもなる。毎回、エントリが更新される度に、凄いなってシンプルに…ストレートに思います。
 
 

■"ネット"に疎い自分みたいな人間が読んでもおもしろい「subculic」

やっぱり、それだけのことをやっているから、人気もあるじゃないですか。ホットエントリにも度々登場をされていますし、そういう外部からの評価っていうのも納得できる。シックリとくる。
 
私は、正直、ネットに対するリテラシーっていうのが極端に低くて…早い話がネットという表現文化に対して、距離を感じることが多いというか、ノリの違いみたいなものを痛感することが多いんです。例えば、くだんのはてなのホットエントリとかに関しても、上がってくる人気記事を観たところで、自分は全然感じ方が違うというか、正直付いていけないところがある。「ちょっと、このネット特有のおもしろさ、おもしろがり方っていうのに、自分は向いていないな…」みたいな。
 
でも、そんな中でも「subculic」さんに関しては、自分の感じ方と周囲の評価っていうのが、凄く距離が近いんですよ。自分が感じるおもしろさと周囲の評価の仕方が、ネットの中で唯一っていう位、奇跡的に寄っている。そういう部分でも、何だか自分は凄く安心できるというか、あぁ、やっぱり本当におもしろいもの、凄いものっていうのは、表現媒体がどうこうとか、観ている人の文化圏がどうだとか関係なく、皆おもしろいと思っているんだな、なんて実感をさてくれる。
 
そういう意味でも凄く安心ができるんですよ。私、ネットに触れる時間っていうのも、人よりも大幅に少なくて、PCを立ち上げても観るサイトっていうのが限られている…物凄い狭い範囲で生きている人間なんですけど…それでも、やっぱり惹かれるんですよね「subculic」さんは。
 
何となく…の話なんですけどね。ネットは苦手でも「subculic」さんみたいなBLOGは好きっていうアニメファン、漫画ファン。結構、いらっしゃるんじゃないですかね?
 
 

■「subculic」さんをプロレスラーに例えたら…

だから、そういう巧さ、凄さ…私はプロレスが大好きなので、良く物事をプロレスとかプロレスラーに見立てるんですが、「subculic」というBLOGは、プロレスで例えたら、クリス・ジェリコみたいな感じだと思うんです。クリス・ジェリコの試合って、プロレスの熱狂的なマニア層が観ても抜群におもしろいし、一見さんが観てもやっぱりおもしろい。試合の組み立て方に加えて受け身も上手いし、それに見た目もカッコいい。マニアもビギナーも楽しめる。そんなクリス・ジェリコを観た時のフィーリングを、「subculic」さんには感じるんです。
 
論理的に話を展開してもおもしろいし、熱っぽく勢いを感じさせる文章を書いてもおもしろいし、ちょっとふざけたエントリを書かせてもやっぱりおもしろい。そうした器用さと確かな実力…まさに、クリス・ジェリコ的です。
 


 
あと、基本的な部分…ベーシックを凄く大事にしているというか、飛んだり跳ねたりだとかの派手な動きとか、デスマッチみたいな飛び道具を使わなくても、古典的な技だけでもキチンと観客を魅せられるところとかも似ているな、と。ジェリコなんて、最後の必殺技は必ず逆エビ固め。tatsu2さんも、そういうところあるじゃないですか。アニメーションのベーシックな部分っていうのをキチンと理解して、それを大事にした上で論を展開されてらっしゃるんで。ジェリコの高い技の精度や試合巧者ぶりがあるからこそ成り立つ基本技によるフィニッシュ。
「subculic」さんも深くて正確な知識と読ませる文章力があるからこそ、突飛な論を用いなくても、皆、惹きつけているんだと思うので。
 
クリス・ジェリコには"Y2J"(ワイツージェイ)っていうニックネームがあるんですが、「subculic」さんの場合は"tatsu2J"みたいな。まぁ、自分がジェリコのファンなんで、無理くりに結びつけてしまっている気がしないでもないのですが、一年に一回くらいはいいじゃないですか、こういうのも。
 
 

■まとめ

"エイプリルフール"というお祭りノリにかこつけて、普段は書けないようなエントリを。勿論、「subculic」さんの他にもおもしろいと思うBLOG、凄いと感じるBLOGもあるんですが、そういうBLOGをパッといくつか挙げろとい言われた時に、真っ先に思いつくのが、私の場合は、この「subculic」なんです。
 
まぁ、絶対に無理だとは思うんですけど、拙BLOGもいつか一本くらいは、tatsu2さんのエントリに近しいそれを書くことができれば…なんていつも思っています。
 
ああいう洗練された端正な文章(で、熱もある!)が書けない自分は、いっつもアニメの女の娘のおっぱいとか、そんな話ばっかりですからね…。
 
…チクショー! 「subculic」が凄いとかここまで色々と書いてきたけど、全部嘘だ、嘘! 今日はエイプリルフールだぞ、バカヤロー! ここまで読んで騙された気分はどうだ、バカ共! お前ら、全員ウチのBLOGだけ読んでればいいんだバカヤロー! 俺様を崇めろ! 崇高なるブロガーである俺様を崇めろー!!(新日本プロレス矢野通のノリで)
 
<新日本プロレス / ニュー・ジャパン・カップ勝戦煽りV>

 
 
 
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