FUJI ROCK FESTIVAL 2014の思い出日記(ver.ハイパーうろ覚え)






ドバシャアアアアアアアアアアッ!!(頭からバケツ一杯の氷水を被りながら)


どうも、こんに痴話。私こと小生です(結論、俺)。


冒頭から大量の氷水を被りながら膜を開けた……否、幕を開けた拙BLOG。とはいえ、今流行りのアイスバケツチャレンジとは一切関係ございません!私、実はドMです! ただのプレイです!!(笑顔で! ……スッゲー笑顔で!!)


氷水の冷たさが肌を焼く刺激で男根を勃起させ、先っちょから先走り汁をダダ漏らししながら更新する拙BLOG。今回は、この冷たさを吹っ飛ばす位、ホットな夏の思い出をエントリに書き残しておきたいと思うわけよ。


というのも、小生、先日、会社の夏休みを利用して韓国に『CITYBREAK』というロックフェスを観に行き、イベントのヘッドライナーだったオジー・オズボーンを観たり(真剣に最高だった!)、オジーの出番の時に性欲がマックスになって抜きたくなったらどうしよう……と不安に駆られ、会場入りする前に宿泊先のホテルで人生初の異国自慰にチャレンジをしたり(ちなみに、初の韓流自慰には見事、性交否成功!)と、それはそれは楽しい思いをしてきたのですが、そのメモリーをいざBLOGに書き残しておこうと思ったら、小生、間違って現地で撮影した写真を全部消しちゃったんだよね〜(照屁)。


とりあえず、唯一SDカードに残っていた韓国での記念写真をどうじょ!





韓国旅行、超楽しかったよね!!(震屁)


そんなこんなで、「ライヴとか観に行ったら、ちゃんとBLOGに記録として残して置かないとデータとか間違って全部消すタイプの人間だな、俺……(ファイルの整理とかパソコンのケアとかスゲー苦手だし)」という事実に気付いてしまったので、今更ではありますが、先月末に行ったFUJI ROCK FESTIVAL(二日目の土曜日)の思い出を、最早かなり曖昧になってきた記憶を便りに書いてみたいと思うよ! ザ・駄更新!!(『艦隊これくしょん』の伊19ちゃんがパイズリをしてくれる同人誌を読んでシコりながら)




FUJI ROCK FESTIVAL 2014




7月26日(土)。家から電車で東京駅へ。東京駅から新幹線で越後湯沢駅へ。そして、越後湯沢駅からシャトルバスでフジロックの会場へ……と各交通手段を駆使して現地へ。毎回、フジロックに行く度に思うのだが、所謂"都市型フェス"では決して味わうことが出来ないこの距離感に「フジに来た!」という充足感を覚える。山、川、緑、そして、そこから聴こえてくる様々な音、オーディエンスの嬌声……それら全てが、今年も自分に充実感と喜びを噛み締めさせてくれるのだ。そんな幸せなエモーションに浸りつつ……





とりあえず、脱糞。


こういうことばっかり書くとBLOGの品位が下がるのは重々承知をしておるのですが、小生、何故かフジのシャトルバスに揺られておると毎回ウンコがしたくなってしまいましてな。昨年に引き続き、今年もフジの会場に到着すると同時にウンコですよ。二年連続、苗場到着後、即脱糞(嬉)。……ああ、何か今、漢字が凄い続いてカッコ良い感じになった! まるで、邪王炎殺黒龍波みたいだよね!!(全然違う)


今年は、現地にある温泉のトイレをお借りしたのですが、ウンコだけするのがお店の人に何とも申し訳なく、お金を払ってそんなに入りたくもない温泉に入ることに(テンション激低)。お風呂の底が見えない程の濁り湯で、ドロッとした感触が何とも心地よい。おぉっ、悪くない。





そんな感じで温泉浸かってたら、この日のお目当ての一つだったウルフルズの出番に間に合わなかったメェエエエエエエン!!(喜)


……というわけで、便意のせいで復活したウルフルズのライヴを見逃した小生のフジロックは、The Waterboysからスタートだぜ!!(ここ迄、完全なる小生の便通レポート)




■今年のフジで一番のお目当てだったThe Waterboys!




今年のFUJI ROCK FESTIVALで個人的な一番の目玉、心のヘッドライナーだったのが、このThe Waterboys!


80年代のUK NEW WAVEの大ファンで、当時のネオサイケやギターポップネオアコと呼ばれる音楽ジャンルに属しているアーティストは当然大好き。色々と聴いてきたつもりだったのだが、その中でもこのThe Waterboysだけは、何故か、一度もキチンと音源を聴いたことがなかった。今年になって、このバンドがフジにやってくる(結成31年目にして初来日! Vo.&Gt.のマイク・スコットはソロで来日の経験があるらしいけれど……)ということで、これを機会に……とオリジナルアルバムを揃え、聴き込み、この日を迎えたのだった。


これが初の来日となる大ベテランバンドへの敬意もあってか、The Waterboysの出番は、一番大きな規模でメインステージとなるグリーンステージ。正直、メンバーの登場前は寂しい集客で(故に、ほぼ最前節でライヴを目撃出来た!)、やや不安も覚えたものの、演奏が始まればどんどん客が集まってきて最終的にはなかなかの入りになっていたと思う。


そのライヴだけれども、これが本当に素晴らしいものだった!






小粋なジャケットにハットという洒落たスタイルでステージに現れたマイク・スコット御大。一曲目は、キーボードの弾き語りをしながらの3rd.アルバムからの名曲"Whole of the Moon"。涙腺直撃なメロディーラインに、あの特徴的なマイク・スコットの歌声もあって、もうこの一曲目で自分のエモーションは全て持っていかれたし、早速少しばかり涙を流してしまった。


続く、二曲目は4th.アルバムであり、彼らの最大のヒットアルバムであり、最重要作である『Fisherman's Blues』から"We Will Not Be Lovers"。フィドルの"泣き"のメロが強烈な印象を残すナンバーだ。やはり、中期以降のこのバンドのサウンドの肝というのは、このフィドル……ティーブ・ウィッカムの存在とアイリッシュミュージックをロックやポップスと融合させたマイク・スコットのアイデアにあるのだろう。





そのスティーブ・ウィッカムは、恰幅の良い愉快なオジサンで、ギター、ドラム、ベース……というロックバンドのスタンダードなプレイヤー、メンバーでないにも関わらず、その存在感は抜群。アナログのヴァイオリンとエレクトリック・ヴァイオリンを使い分けながら、バンドのサウンドを作り上げていく。そのパートナーであるマイク・スコットは、前述の通りUKロック界の大ベテランでありながら、体型はグッドシェイプをキープしており、ファッションセンスも相まって、ただただシンプルにカッコ良い。


また、あの強い作家性やバンドの辿ったヒストリー、音楽的変遷……という情報から、マイク・スコットに対してもっと頑固一徹なミュージシャン像をイメージしていたのだけれど、実物は非常にサービス精神豊かで、ライヴもアグレッシヴだ。ステージの終盤では、演劇用のマスクをメンバーが着用して、シアトリカルなパフォーマンスを行ったり、ステージをクルクルと回転をしながら、観客にもそのアクションを促したり……と非常に"楽しい"ステージングを見せてくれた。


マイクのギターとスティーブのヴァイオリンが火花を散らすギターバトルならぬギターvs.フィドル異種格闘技戦もあり、そのフリーキーな音色はアイリッシュ・ミュージックのあの感傷的な音を飛び越え、ロックでノイジーな音をかき鳴らす、ほぼほぼSonic Youth化状態に。二人の才能がガチンコでぶつかり合う様は、この日のライヴの密かなハイライトだった。


ラストは、"Fisherman's Blues"で締め。その音楽性故に、曲間やアウトロをタップリと取るバンドだから、50分のショウタイムは幾らなんでも短過ぎたが、それ故に密度がタップリと詰まった50分間。その素晴らしさ故に、これで満足かと言えば冗談じゃない、思わずフルセットのステージを渇望したくなる演奏時間ではあったものの、この偉大なるバンドのグレートなメロディーと歌をフジロックの一番大きなステージで堪能出来たのは確かに幸福な体験だった。




■他にも色々観たぜ!(よー覚えとらんけど)

…というわけで、一番のお目当てだったThe Waterboysを観て(Tシャツも買った!)大満足をした小生。感想レポもバッチリ書けた(我ながら、中盤のウンコの話からよくここまで軌道修正が出来たなと思う位、ちゃんとしたライヴレポ)ので、ここからは当日の思い出をエントリの冒頭で書いた様に非常に曖昧な記憶でザックリプレイバックPart2! 百恵ちゃん!!





小生の中で、The Waterboysと並んで、今年のフジのヘッドライナーになっていた友達のTxYxD(最近、彼女が出来たらしい)! ロックとかそんなに興味が無いにも関わらず、仕事の関係で毎年苗場にやって来るハメになる悲惨な男。バンド名とかミュージシャンの名前をハナから覚える気がないので、フジのステージに立つ世界的ミュージシャンを目にしても、「ハゲ」とか「白髪」とか、見た目のみでしかその名前を呼びません。クール!


毎年、フェスを心の底から楽しんでいる音楽ファンを尻目に仕事で疲れてグッタリしている彼ですが、カメラを向ければ余裕でピースサイン。ちなみに、夜はTxYxDの車に乗せてもらってちょっと早めに会場を後にしホテルに向かったのですが、新潟の真っ暗闇の中、余裕でホテル迄の道のりで我々迷子に! グリーンステージのトリのArcade Fireが素晴らしいライヴを行っている真裏で、ガソリンスタンドを求めて彷徨い続けていたのは今年一番のメモリーです!!


TRAVIS / Sing>



何か、今年はずっと一緒に行動をしていたTxYxD。確か、一緒にTRAVISとか観た(と思うう!)。"Sing"とか聴いて感動した(と思う!!)。TRAVISのVo.の人、ちょっと見ない間にタンク・アボットみたいな髭を生やしていて物凄くおもしろいビジュアルになっていた(と思う!!!)





Field of Heavenで観たThe Lumineers(じゃないかな、多分)!


<The Lumineers / Ho Hey>



"Ho Hey"のメロディーが素朴でありながら温かみがあって、そして美し過ぎて、心に響いた(記憶がある、何となく)。





The Lumineersを観ている時に、雲の切れ間から光が差してきて凄く幻想的な風景が広がったので、「あ、こういうの凄いFUJI ROCKっぽい! BLOGでアップしたら受けそうだから、普段は空とか全く興味がないけど、BLOGでアップする為だけに写真撮っとこう。空とか全く興味がないけど!」みたいなテンションで撮った写真(だという思い出が朧気ながらある)。








無駄にこの時の写真は大量に撮っとる!!(韓国旅行の写真は全部消えたけど)






フジって何だか歩くだけでも楽しいよね〜という雰囲気作りの為だけに撮ったヤツ(だったと思う)。





ウチの嫁(これは、100パー間違いなく確実)






「せっかく、フジまで来たんだから、若い子達が聴くバンドも観てみましょうよ!」とTxYxDを誘って観た、ホワイトステージのMAN WITH A MISSION(のハズ!)。ラウドなバンドサウンドにDJを加えたブチ上げまくりのサウンドにオーディエンスは大盛り上がりも、TxYxDが「携帯の電池が切れそうなんで、一回麓まで降りましょう」というロック指数0どころかマイナス3億位の非ロックな発言と行動により頭の二曲しか聴かず。クール!





TxYxDが携帯を充電しに行ったので、一人ぼっちになってしまい、せめて夏らしいことをしようと思い、そんなに行きたくもない川に行った(気がする)。





冷たい泉に素足をひたして見上げるスカイスクレイバー。思いっきり夏フェスを満喫している風の一枚ですが、その実、友達が携帯を充電しにいってしまい、所謂"ぼっち"状態であり、それでも無理して"夏"している感じが異常な切なさを生む一枚(という気がする)。





TxYxDの携帯の充電が終わるのを待っている間にオレンジコートで観たSt.VINCENT(なんじゃないかな、多分)。この後も、苗場食堂で池畑潤二さんのバンドを観て、そのタイトなドラムに痺れたり……とフジロックを一通り楽しんだ(様な記憶があるが、もしかしたら夢だったかもしれない)。





ラストは、TxYxDと合流して、グリーンでデーモン・アルバーン!(じゃないかな)


数年前に、GORILLAZ SOUND SYSTEM名義でのライヴは目撃しており、その素晴らしいステージングに大感動したもんでしたが、バンドセットで観るデーモンのステージはコレが初!
もう、ベテランと呼んでもいいキャリアを持ちながらも、そのステージは親しみやすく、ポップでロックで、エンターテインメント精神に溢れた、これまたグレートなものでした。今年リリースをされたソロアルバムの曲に、Blur時代の名曲を交え、GORILLAZのナンバーから"Clint Eastwood"も披露。とにかく楽しいステージだった(…だったと思うよ、多分!!)。そして、この後、ホテルに行こうとしてTxYxDと一緒に道に迷ったぜ!(嬉)


そんな感じで、今年も何だかんだありつつ楽しかったフジロック(よー覚えとらんけど)。また来年!