大好きなアニメに大好きな音楽をミクスチャーさせてみる - 『俺だけMAD映像』のススメ!

 

 
今回は、自分なりのアニメの楽しみ方についてのエントリでサクッと更新。
皆さん、大好きなアニメ作品ってありますよね? レコーダーに録画したエピソードを、或いはDVDやBDといったソフトを購入して、またはバンダイチャンネルなんかのネット放送やTSUTAYAなんかのレンタルショップに何度も足を運んで、繰り返し観てしまう…そんな最愛の作品をアニメ好きな方なら誰しもが一本は持っているとかと思います。
 
で、これって、私だけじゃないと思うんですけど、そんな作品を観ている時に、自分の中でその作品にピッタリと合う音楽が頭の中で流れ出す時ってありませんか?
 
既存のアニメ作品を編集した映像に、ファンが好きな音楽を乗せてPV風の映像を作る、所謂「MAD映像」的なフィーリングでもって、好きなアニメと好きな音楽を脳内でミクスチャーさせてみるという。そんな言わば『俺だけMAD映像』みたいなのを妄想することってありませんか?
 
私、コレ結構やるんです。時には、アニメの音を消して、で、自分の好きなCDを掛けて、その映像と音を楽しんだりしています。…こう、部屋のカーテンとか閉め切って、凄い内向的な感じになっちゃうんですけど(笑)…でも、凄い楽しいんですよ!
 
ちょっと、この辺の自分なりの楽しみ方について、簡単にアレやコレやと書いてみたいと思います!
 
 

■大好きなアニメに大好きな音楽を組み合わせる楽しさ!

この『俺だけ脳内MAD映像』。何が楽しいかって、まぁ、自分の大好きなアニメと大好きな音楽を繋げる…っていう、楽しさっていうのは極々シンプルにそれだけですよね。
コレが映像の編集技術とかがあると、映像をカットしてコラージュして音楽のメロディやリズムに動きを合わせて…みたいな本格的なMAD映像編集みたいな趣味に繋がっていくんでしょうが、ボンクラの自分にはそんなスキル皆無ですからね。何か、勝手にこのアニメにピッタリ合う曲はコレ! このキャラクターのテーマソングはコレ! とか勝手に妄想して楽しんでいるという。傍から見たら凄い暗いんですけど(笑)。
 
でも、大好きなモノについてアレやコレやと考えてる時間って最高に楽しいんですよ!
 

 
じゃあ、具体的にどんなことをやってるかというと、例えば、私の大好きなアニメに「HEROMAN」という作品があるんですが、コレなんてロックバンドがサウンドトラックに参加をしていて、もう本編のBGMそのものが最高にクールでカッコいいんですね。
で、キャラクターデザインも、実在するミュージシャンがモデルになっていたりとか、音楽がモチーフになっていたりとか、そういうロック・ミュージックのエッセンスがタップリと詰まっている。凄く、ロックと相性が良いアニメなんですね。
 
で、「HEROMAN」を観ていると、そういうキャラクターのモチーフになっている音楽っていうのが無性に聴きたくなってくる。そこで、MAD映像の出番と、こうなるわけですよ!
自分がよくやるのが、RAMONESのアルバムをバックに、「HEROMAN」のBDを無音で延々流すっていう俺だけMAD。コレ、メチャクチャいいんですよ!
 


 
「HEROMAN」は、バトルシーンなんかでキャラクターが本当によく動くアニメなんで、RAMONESのアグレッシブかつファストなナンバーが、とにかく映像に合ってシックリくる。また、このRAMONESというバンドは、「HEROMAN」の主人公であるジョーイ=ジョーンズのモチーフにもなっているバンドでもあるんです。
セミロングの長髪に、ボーダーのシャツと皮ジャン、破けたジーンズ…というベイビーフェイスながらもトッポいファッションに身を包み、RAMONESのヴォーカリストから名前を貰った、このジョーイというキャラクターが自分は大好きなんですが、そんなジョーイのモチーフになっているRAMONESを聴きながら「HEROMAN」を観てみると…また、本編のBGMとは違った情感や盛り上がりを感じられて、物凄くハッピーな気分になってくるんです!
 
こんな感じで、「HEROMAN」にはパンクロックとかが強くマッチをするように思います。あとは、The Damnedなんかもオススメ! とにかく、スピーディーな曲が合うんですね。
 


 
一方で、「HEROMAN」は情感豊かな部分もあって、大変にエモーショナルなアニメ作品だとも思うわけですね。なので、エモーショナルなパンク…エモコアなんかも映像に合わせて聴いているとすごく映えるし、胸に沁みこんでくるんです!
 
どの音楽が映像に合うかとか、色々と考えるのがいいんですよ、この「俺だけMAD」っていう楽しみ方は。
 
 

■このエピソードにはコレ! このキャラクターにはコレ!

こういう作品単位で、イメージやアクションにピッタリくる曲を(勝手に)探すのも楽しいんですが、あと、やってて楽しいのがエピソード単位、キャラ単位で(これまた勝手に)好きな音楽をリンクさせてみること!
 
これもまた、個人的な具体例を挙げますと、「HEROMAN」同様に拙BLOGで何度も名前を出してラブとリスペクトを捧げているにゃんこい!」を観てる時に、よくこんなんを考えて楽しんでいます。
 

 
例えば、主人公たちの修学旅行のドタバタを描いた第7話「暗くなるまで待って」には在日ファンクの「京都」がピッタリ!
 
<在日ファンク / 京都>

 
歌のテーマがまんま"京都"なんですけど、またこのファンキーでポップな曲調が、明るくてハイテンションな「にゃんこい!」というアニメの雰囲気に凄く合うんです。また、この修学旅行回ってワタナベシンイチさんが演出で入られているんですが、ほら、ナベシンの髪形もファンクっぽいじゃないですか(笑)。
「暗くなるまで待って」を観てる時って、ず〜っとこの曲が頭の中で流れますからね。何か、勝手にテーマソングみたいにしちゃって。
 

 
それから、第9話の「ガールズ・イン・ザ・ウォーター」にはbloodthirsty buthcersの名曲「プールサイド」を推したいです!
 


 
「ガールズ・イン・ザ・ウォーター」のAパートは皆でプールに遊びに行く…所謂水着回なんですが、そこでのかしましいラブコメっぷりと、後半のBパートで描かれる住吉加奈子という登場人物の切ない恋心の対比が本当に印象的で素晴らしいエピソードなんですね。
で、そこでのこのブッチャーズのエモーショナルなサウンドっていうのが、もう本当に…ピッタリと、そしてグッとくるんです! 曲のタイトルも、これまたまんまで「プールサイド」ですしね。歌詞の中の"君"というワードに、加奈ちゃんを投影しちゃったりして、もう胸にキュンキュンきちゃいます。自分の中で全部"シンクロ"させちゃうんですよね、プールだけに。(←最悪)
 
他にも、「にゃんこい!」は好き過ぎて、エピソード、キャラ毎に勝手にテーマ曲を作って楽しんでいます。こう、自分の大好きなものと大好きなものが映像と音で繋がる…そういうエクスタシーが堪らないんですよね!
 
 

■まとめ

趣旨としては、自分の大好きなアニメに大好きな音楽をミックスさせるのって楽しいよね! っていう只それだけの話なんで、結局は自分の好きなアニメと音楽の話をして終わっちゃった感じですが、いいですよ〜「俺だけMAD」。アニメの楽しみ方として、こんなんもアリじゃないでしょうか?
 
あと、自分はこの辺だとはなまる幼稚園を観ながら、このアニメの音楽を担当したNARASAKIさんのバンド、Coaltar of the deepersのアルバムをシンクロさせて聴いたりしています。本編のBGMとは違うサウンドのニュアンスとか、作風が見えてきて、これまたオモシロいんですよ! オススメの組み合わせです♪
 
 
 
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