エイプリルフールだし、おっぱい大好きな私がちょっと趣向を変えて、お尻について語ってみようじゃないか

 

 
本日、4月1日はエイプリル・フールですね。BLOGやtwitterといったネット界隈では、様々なウィットやユーモアに富んだ"嘘"が飛び交っているものかと思われます。
 
じゃあ、自分も何かやってみるかと思ったのですが、嘘というヤツはいざ意識して吐いてみようとするとなかなかに難しいもの。自分もこの日に向けて、何か特別でおもしろい嘘が吐けないものかと散々頭を捻り云々と考えてみたのですが、考えに考えてようやく思いついた嘘が、「俺の従兄弟、実はプロレスラーのエル・サムライ(本名:松田納)と中学の同級生やねん」とかそんなレベルの全然おもしろくない嘘だったんで、何ていうかもう色々と諦めました。微妙にホントっぽいし、それ。
チャンピオンからベルトを強奪し、調子に乗るエル・サムライに激怒する長州並みに自分で自分のユーモアの無さに腹が立ったわ! 貸せ、コラッ!!(長州)
 
<長州にドヤされて意気消沈するエル・サムライ

 
そんな一年に一度の嘘の祭典に嘘を吐くことも出来ない正直者。嘘を吐いてもすぐにバレる「サトラレ」状態の私ではありますが、ならば、「嘘を何でも吐いてOK」というこの機に乗じて、「普段は言えないようなどうしょうもないホントのこと」をBLOGで書いてみてはどうかと思いつきました。普通なら、余りのしょーもなさに怒られそうなエントリも、この日ばかりは「嘘でした!」「冗談でした!」の一言で笑って許されるでのはないかと! エクスキューズが成り立つのではないかと!!
 
っていうのを枕詞にして、ひたすらドイヒーなエントリを書くっていう試み、二年前のエイプリル・フールにもやってたな、確か…。
 
■このエロ漫画のパイズリがすごい! - 私的おっぱいエロ漫画ベスト10
 
う〜ん…二年前から一切成長をしていない…。そんな自分に心の底からガッカリしつつも、前回がおっぱいの話題ならば、今回はお尻についてだ! ということで、ここからは延々と尻について自分の意見をアレやコレやと語ってみたいと思います。いい大人がひたすら尻について考えるヒップかつシリアス(尻ASS)なエントリ!
 
…こんな槇原敬之のヒットシングルばりに、天使が降りてきそうなどうしょうもない僕ですが、以後、お見知り(尻)おきを!!
 
 

■圧倒的にお尻よりは、おっぱい派の人間でした。何故ならば…

とはいえ、私、女の娘のお尻よりはおっぱいの方が圧倒的に好きな人間だったんですよね。先ほどのエントリとかを見ていただいてもお分かりかと思いますが。
 
おっぱいは子どもの頃から大好きで愛して止まなかった(しかも、巨乳、爆乳を)んですが、お尻はそうでもなかった。女の娘のお尻って、男だったらおっぱいと同じく、理屈じゃなくて本能の部分で性的な魅力を感じる部位だと思うんですが、私の場合はそうじゃなかったんです。
 
何故かといいますと…これは、もう圧倒的にプロレスラーの越中詩郎の影響ですね。
 
<越中詩郎入場曲 / SAMURAI>

 
プロレス団体間の移籍や交流が当たり前になっている現在とは違い、新日本プロレス全日本プロレスという二大団体の間にイチレスラーが乗り越える術もない高く分厚い壁が存在をしていた昭和の時代。そんな時代に、全日本プロレスを離脱し、新日本プロレスへと単身で乗り込んだ男の中の男、"ド演歌ファイター"越中詩郎。そんな越中の必殺技といえば、臀部を相手の顔面に思い切りぶつけるヒップアタック
 
このヒップアタック。一見すると、コミカルな技にも見えますが、後ろを向いた状態で飛んでくる為、受ける側は相手の表情が読めず、受け身を取るタイミングが非常に図りづらい上に、人間の身体で最も柔らかいポイントであるお尻を思いっきりぶつけてくるのでモロに食らうと脳が揺れる(素手で頭を殴るよりも、ボクシンググローブを付けて殴った方が脳震盪を起こしやすくなるとの同じ理論)為、実は大変に危険な技でもあります。…というのを、以前何かのインタビューでプロレスラーの外道選手が仰っていました。受け身の上手さに定評のある外道が言うんだから、間違いない!
 
 

■ヒップアタックとは何か?

そんなヒップアタックを越中が何故、自身の必殺技に選んだか? そこには長いこと不遇の時代を歩んできた男の"思い"が込められているのです。全日時代には後輩の三沢光晴と常に比べられ後塵を拝し、新日に移籍したら移籍したで、高田延彦という若手の成長株、次期スター候補のライバルとしてのポジションに甘んじることになる。三沢や高田はルックスも良く、才能もあれば、体格にも恵まれている。対して、越中はいいレスラーではあるものの、見た目は地味で決してプロレスのリングでは主役になることができない男…。
 
そして、越中の生き様が生み出した必殺技、それがヒップアタックなんです!
 
自身よりも顔がいい、待遇も恵まれている、ファンからの支持もある。そんなライバルたちの顔面目掛けて、己の胸に去来する様々な思いを込めて、敢えて拳ではなく尻をぶつける! お前のそのご自慢の顔に、「コノヤロー!」と俺の尻をぶつけてやるって! これこそが、ド演歌ファイターの真骨頂!!
越中のヒップアタックには、こうしたプロレスラーとしての歩んできた道のりが込められているわけです。
 
だから…アニメとか格ゲーとかでもヒップアタックの描写って出てきたりするんですが、 でも、やっぱり越中程の"重み"が詰まったヒップアタックってなかなかないんですよね。例えば、アニメ版の「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」でも、主人公がオープニングでヒップアタックをかますシークエンスがありましたが…
 


 
そんなへっぴり腰のヒップアタックじゃ本隊のヤツら倒せねぇって! ビックリさせられねぇって! こんなヒップアタックを新日のリングで出したら、そのまま相手(馳浩辺り)に受け止められて、ジャーマン決められるのがオチだって! やってやるって! 風が吹くって!!(越中調で)
 
…はっ! 失礼! お尻について語るハズが、越中詩郎が好き過ぎて、ついつい熱くなってしまいました。できれば、このまま越中が全日を辞める際にジャイアント馬場のところに挨拶に行ったら、そこにたまたま居合わせた天龍源一郎が馬場と越中の間を取り持ってくれた話とか、その天龍が別れ際に新日のリングに上がる迄の間に無収入になる越中のポケットに、自分の財布から掴めるだけのお札を掴んで突っ込んでくれた美談とか、反体制側のリーダーとして平成維震軍を結成したら予想以上に人気が出てしまって、しかも、全日時代にお世話になったグレート・カブキを"配下"として使うことに非常に葛藤をした話とか、越中に関するエピソードを色々と書きたい気持ちで一杯(というか、今、書いちゃってるじゃん)ですが、ここらで話をお尻に戻します。
 
とにかく、私にとっては子どもの頃にテレビで見た越中詩郎のヒップアタックこそがお尻に対するイメージの全てであり、故にその対象が女の娘になってもなかなか性的なイメージと結びつかなかったんです。平成維震軍インパクトが、男としての本能を上回っていた。
 
 

■お尻の素晴らしさに気付かせてくれたアニメ

思えば、越中に限らずプロレスのリングで繰り広げられるお尻を使った技といえば、つぼ原人のバーミヤンスタンプだったり、ヨコヅナ、リキシのスティンクフェイスだったり、古くはサンダー杉山雷電ドロップであり、男色ディーノの男色ナイトメアであり…といった具合に、どこかコミカルでギャグっぽい技ばかりです。「つぼ原人のバーミヤンスタンプ」って書いたところで、「あ〜アレね!」って共通イメージを持ってくれる方がどの位いらっしゃるのか分かりませんけども!
 
ですから、お尻というものは私の中ではイコール、ギャグであり、お笑いの文脈にレイアウトをされているものだったんです。だから、思春期以降も「女の娘のお尻はエロいものである」と言われても、自分はそこに乗り切れなかった。どこか、尻ごみをしてしまう部分があったんですよね、お尻だけに。

が…しかしですよ!
 
そんな「おっぱい大好き、お尻はイマイチ」という自分も、とあるアニメと出会って女の娘のお尻に対する視点と考え方が180度変わることになります。
 
そんな自分にとっての「お尻アニメ」こそが…にゃんこい!」です。
 
私は、「にゃんこい!」が大好きで…特に、ヒロインの住吉加奈子さんが本当に大好きで、度々このBLOGでもその名前を出させていただき、愛情とリスペクトを表明させていただいているんですが、そんな加奈子さんの魅力が大爆発した第9話レディ・イン・ザ・ウォーター。コレがホントのホントに凄かった!
 
というのが、この「レディ・イン・ザ・ウォーター」。タイトルの通り、前半のAパートではプールを舞台に登場人物たちの恋愛模様がチアフルに描かれる、所謂「水着回」になっているんですが、ここでの加奈子さんのお尻の描写の素晴らしいこと!
 


 
ここが、件のお尻描写のシークエンスなんですがね。この一連の流れが本当に凄い!
 
先ず、プールサイドにおっぱいを置いておくことで、加奈子さんのおっぱいの大きさを強調しておき、そして、水から上がるアクションが描かれます。この時に、おっぱいに"グッ"っと体重を掛けておっぱいを変形させることで、おっぱいの柔らかさをも同時に表現をされている。ここまででも、作り手さんの熱いおっぱい愛が伝わってくるのに、更に凄いのが、この直後! この直後のカットですよ!!(大興奮)
 

 
いきなりカメラを背後に回し、お尻をドーーーン!!
 
分かっていただけますでしょうか? 先ず、胸を強調しておいて、間髪置かずにお尻を持ってくるという、このエロさのトレイン攻撃、太鼓の乱れ打ち!
 
乳、乳、尻! というこの最高に幸せなリズムですよね。エロさとキュートさが綯交ぜになった、世の男にとっての至高の癒しのメロディー…言うなれば、キュアメロディです。おっぱい、おっぱい、お尻! という三拍子! フィナーレ♪ ですよ。心にハーモニー響かせよっ♪(cv.小清水亜美
 
ちなみに、この一連のシークエンスをクリエイトしたのは、本作の監督である川口敬一郎氏。月面兎兵器ミーナを始め、監督作でのおっぱいやお尻を強調したレイアウトには定評がある作家さんではありますが、このシーンを観た時は真剣に川口監督は天才だと思いました。心の底から、ビックリしました。
 
また、この加奈子さんのムッチリしたお尻がいいんですよ! この肉付きの良いお尻ね! この肉感的なお尻! で、そのお尻を包み込むストライプのビキニ! そこから薄らと見えるお尻の割れ目! …完璧です。完璧なまでに、エロくて、そして何より可愛い!!
 
いや、この"絵"を観た瞬間に、前述の通り私のお尻に対する視点が180度変わりました。お尻、ええやんけ! と。
 
こう…おっぱいがエロさと母性を兼ね備えた男にとってのエロの永久機関であるならば、お尻ってエロさと可愛さを兼ね備えたエロ・パーツだと思うんですよね。だって、お尻って可愛くないですか? 勿論、女の娘に限った話ではあるんですが、頻繁に例えられるように、その形状は果物の桃に似ていますし、あの柔らかくて丸っこいラインが何とも…可愛くて、そしてエロい。
 
そして、そんなお尻の魅力を自分に教えてくれたのが、「にゃんこい!」であり加奈子さん。言うなれば、「にゃんこい!」が越中の呪いを打ち破った。もう、「にゃんこい!」には、脚を向けて寝れませんよ、私は!
 
 

■お尻の素晴らしさに気付いたのはいいけれど…

…と、ここまで書いて「今まで、お尻の良さがイマイチ分かりませんでしたが、ようやく理解できるようになりました。めでたしめでたし」で幸せなケツ末…否、結末となればハッピーエンドなのでしょうが、そうそう上手くいかないのが世の常、人の常、ハイスタのドラマーの名前もツネ(ギターはケン、ベースはナンバ)。
 


 
ここからが私にとっての…私の「お尻好き」としての本当の苦難と試練の始まりだったのです…。
 
というのが、私…
 
お尻の良さに気付くのが人より遅れてしまった為に、自分が一体どんなお尻が好きなのか分からない
 
のであります。これは由々しき事態。
 
というのが、おっぱいやお尻に対する好みのサイズ、形状であるとかって、その性的嗜好の成熟度合において、自然に決まっていくわけじゃないですか。私は、おっぱいに関しては、ひたすら大きめの乳が…巨乳や爆乳が大好きなんですが、それだって意識してそうなろうとしたわけではありません。フト気づいたら、巨乳、爆乳好きになっていた。エロの嗜好なんていうは、得てしてそんなもんではないでしょうか?
 
しかし! しかしですよ! 私の場合、お尻に関してはその魅力に気付くのが余りにも遅すぎた! 故に、どういう形の、そして、どんな大きさのお尻が好きなのか未だに分からないのです、自分自身!
 
"キュッ"と引き締まった小尻がいいのか…
 
それとも、
 
ムチーッとした肉付の良いお尻がいいのか…
 
分からない…ホントのホントに分からないんですよ! お尻に関するレゾンデートルのケツ如…否、欠如、アイデンティティーのケツ落…否、欠落! 越中詩郎のおかげで、成長(性徴)の過程においてお尻に性的魅力を発見する機会を逃し、そのまま大人になってしまった人間の悲しさよ…。
 
大のおっぱい好きである自分にとっても、お尻は確かに魅力的なものです。しかしながら…非常に明快で分かりやすいおっぱいに比べると、お尻は難しい!
お尻とは何であるか? 自分が一番好きなお尻はどのようなお尻であるか…? その答えを求め、私は今日もエロスと正気の狭間を彷徨っているのです…。
 
 

■ケツ論

否、結論!
 
…まぁ、ここまでグダグダ書いてきましたけど、おっぱいもお尻もエロいってことでいいじゃん!(テキトー)
 
何だかんだ言って、エイプリルフールなのをいいことに、ひたすらエロい話をしたかったのと、あと大好きな「にゃんこい!」と越中詩郎の話をしたかっただけです。
 
…正直、完全にテンションオンリーで書いたエントリなんで、自分でもここまで酷い内容になるとは思ってませんでしたね…。
 
あの…だから、今回のエントリっていうのは…あの〜…全部、嘘です。…すいませんでした、真剣に…。
 
 
 
<関連エントリ>
■「Aチャンネル A-CHANNEL THE ANIMATION」に対する、非常にシリアスな批判意見