「GJ部」エンディング曲の「Purely Sky 〜私だけの空〜」がビックリする位、グッジョブ!

 

 
今回のエントリは、タイトル通りGJ部のエンディング曲についてアレやコレやと書いてみたいと思います! 本当にスッゴクいい!!
 
 

■曲の素晴らしさがグッジョブ!

GJ部」は、以前にも書かせていただいたように、けいおん!百石元さんによるBGMが素晴らしいのは勿論ですが、2話毎に変わるキャラクターソングによるED曲というのがまた素晴らしくてですね…。
 
特に、3曲目となる綺羅々・バーンシュタインのキャラソン「Purely Sky 〜私だけの空〜」…コレは、本当にビックリしました!
 
先ずは、何はなくともイントロから胸に"グッ"とくるサウンド…ジャングリーでカラフルな打ち込みメロディーがグッジョブ! そんな最高にポップなメロディーの次に流れてくるのは、エフェクトを効かせまくったキュートなヴォーカル! これまたグッジョブ! テクノポップとか好きな方だったら一発でツボにハマる曲なんじゃないですかね、コレ?
 
特に、声優さんの声にエフェクトをかける試みは、この曲の大きなチャームポイントになっているのではないかなぁ、と。やっぱり、声優さんの歌って、"声"が大きなウェイトを占めている部分がある訳で、そこにこういう如何にもテクノっぽいエフェクトをかけるのってなかなかに挑戦的だと思うんです。Perfume登場以降、新しいポップ・ミュージックの試みというか、こうしたエフェクトを効かせたアイドルソングやアニソン、声優ソングも色々と出てきましたが(例えば、堀江由衣さんの「バニラソルト」や「Coloring」などなど)、そんな中でも「Purely Sky 〜私だけの空〜」は特に自分の中でグッときたナンバー。
 
綺羅々・バーンシュタイン役の荒川ちかさんは、GJ部のOPを歌うアイドルグループ、乙女新党のメンバーでもあり、声優さんとしてはヤングジェネレーションな方。アニメのキャラクターを演じる声優さんとしても、歌い手としても、これからドンドン成長をされていくアイドルさんなわけですが、現時点ではまだまだちょっと心許ない…フレッシュな駆け出し感がある。で、このエフェクトっていうのが、グリーンな声質と音域をカヴァーする意味でも、また、その個性を引き立てる上でも非常に有効に楽曲の中で機能をしているように感じられるんです。
 
ひたすらに楽しくてポップなメロディーと挑発的なエフェクト・ヴォーカル、そして、歌い手の若々しさ。この3つの要素がミクスチャーされることによって、物凄くキラキラした…素敵な歌になっている。「Purely Sky 〜私だけの空〜」は、自分にとってちょっと冗談みたいに素晴らしい曲というか、物凄くポップソングらしいポップソングだと思うんです。
 
 

■アニメーションもグッジョブ!

また、曲に加えてアニメーションも良いんですよ!
 
綺羅々・バーンシュタインというちょっと不思議な…でも、奔放なキャラクターの魅力をグッと詰め込んだような動きと背景。雨上がりの景色の中をキュートな女の娘が、これまたキュートな猫と一緒に歩いて行く…という、「もう、これ以上何が必要なのか!」と言いたくなるような可愛らしいアニメーション。
 

 
美少女アニメ版「雨に唄えば」とでも言いたくなるような、雨傘を魅力的に使った動きも、またまたグッジョブ! 何て言うか、物凄くセンスのある曲とEDアニメーションですよね、本当に。
 
こういう楽曲を聴いていてつくづく思うのが、GJ部」は本当に音楽が楽しいアニメだなぁ、ということ。この後に続く、他のキャラクター、声優さんによる楽曲も非常に楽しみです。