「プリティーリズム・レインボーライブ」とヘヴィメタ

 

 
プリティーリズム・レインボーライブを観ている時に、ふと思ったアレやコレやでエントリを簡易更新!
 
 

■「プリティーリズム・レインボーライブ」の楽器演奏シーン

いい年をしたおっちゃんが観てもおもしろいアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」。今回は、そんな「レインボーライブ」の見所について個人的な見解を一つ。ダンスとスケートに加えて、楽器の演奏シーンもある本作。ちょっとおもしろいのがそのパフォーマンスです。…というのが、okamaさんデザインの可愛らしい女の娘の演奏とは思えないくらい、ド派手で激しい演奏はヘヴィーメタル・ミュジック…ヘヴィメタのそれを連想させるんですよね。
 

 
特に、彼女達が多用をする膝をステージにつけての楽器演奏なんてのは、まさにヘヴィメタのライヴでの定番のアクションの一つ。他にもヘヴィメタっぽい描写といえば、あんのドラム演奏での雷神の如きタム回しなんかもそうです。空中で回転しながらの豪快なドラム連打なんて、まるでMotley Crueトミー・リー
 


 
彼女達が歌う歌…マイソングは、非常に洗練をされたガールズ・ポップのそれですが、ポップでキュートなマイソングの曲調に比べると、彼女たちの演奏シーンは、もっとずっとアグレッシヴに描写をされています。この辺りのギャップは如何にも自分にはおもしろい。
 
 

■ヘヴィメタの派手さと「プリティーリズム」の華

では、どうしてこのようなヘヴィメタっぽいアクションが「プリティーリズム」に取り入れられたかといえば、やはり、こうしたパフォーマンスの数々が、非常に派手で目を引くからではないかと思うんです。
ポップやパンク…といった他の音楽に比べても、ヘヴィメタのステージには一際目を引くド派手さと特異さがあります。しかも、ステージを走り回ったり、ジャンプをしたり、豪華な演出を使用したり…と、非常にフィジカルであり、視覚的。
 
そんなヘヴィメタを構成する音楽的要素に目を向けてみれば、そうしたエッセンスを本作が取り入れた理由も何となく納得がいきます。「プリティーリズム」はアイススケートとダンスが融合をしたエンターテインメントであり、華麗なショーの世界。そんなエンタメ感満載の「プリティーリズム」の世界観とヘヴィメタ的な派手なパフォーマンスの相性は抜群。なるちゃん達のアグレッションに満ちた演奏シーンは、分かりやすくて、そして何より華がある。また、運動量の多いヘヴィメタ的な楽器演奏、アクションはスケートとの組み合わせも抜群!
 
そんなことを考えながら、「プリティーリズム・レインボーライブ」と一緒にヘヴィメタを楽しむのもまた一興。その激しすぎる運動量のステージングから"アスレチック・ロック"と称されたRAVENのアルバムなんか最高ですね。
 


 
 
 
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