お気に入りのUK PUNK BANDの映像をひたすら並べてみる
せっかく「けいおん!」のエントリを書いたので、ついでに音楽の話とか。
漫画を読みながら、Blogの更新をしながら、調べものをしている時のBGMに…最近、よくUK PUNKのCDを引っ張り出して聴いてます。
で、この辺のバンドってカッコイイ連中がたくさんいるのに、一般の音楽誌だとなかなかスポットライトがあたらないよねっていうのが自分の中であって、ピストルズ、クラッシュ、ダムド、ストラングラーズ辺りは音楽史的にも頻繁に取り上げられるんだけど、他はなかなかな〜っていう。「でも、それだけじゃないよね」っていうのが凄いあって。
で、今回は自分自身への備忘録という意味も含めて、最近よく聴いているバンドの映像をバーっと並べてみようと思います。
といっても、「DOLL」とか「レコードコレクターズ」みたいな雑誌のパンク特集では定番中の定番のバンドばっかりな上に、時代もかなりバラバラなんですが…。自分自身も、この辺はまだまだ勉強中なので、「ややメジャー」「ちょいマイナー」くらいのバンドを中心にいくつか挙げてみたいと思います。
●The Vibrators●
- アーティスト: Vibrators
- 出版社/メーカー: Captain Oi!
- 発売日: 2004/08/10
- メディア: CD
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イギリスのアーリーパンクの代名詞みたいなバンドであるにも関わらず、未だにパーマネントな活動を続けているっていうのが先ずスゴイ! Stiff Little Fingersも、このバンドの曲名からバンド名をとったというエピソードもあるくらい、パンク勃興の頃から活動している人たち。
このバンドのベーシストである、パット・コリアーが自分が大好きなイギリスのシンガー・ソング・ライターのロビン・ヒッチコックの盟友で、度々ロビンのアルバムに名前がクレジットされているのを見て、そこから好きになったバンドです。
■The Vibrators / Automatic Lover
見てるコッチの手がつりそうな超高速ギターカッティング! 最高!
●THE BOYS●
- アーティスト: Boys
- 出版社/メーカー: Captain Oi!
- 発売日: 2000/07/04
- メディア: CD
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90年代に、ミッシェル・ガン・エレファントがEPのカップリングで彼らの楽曲をカヴァーしてましたよね。
楽曲の良さの割には、イマイチ地味なバンドだと思うんですが、世間一般での評価ってどんなもんなんだろう?
ポップなメロディーとヤケッパチなヴォーカルスタイルが大好きです。
■THE BOYS / sick on you
●EATER●
THE ALBUM: 2CD EXPANDED EDITION
- アーティスト: EATER
- 出版社/メーカー: ANAGRAM / CHERRY RED PUNK
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: CD
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あまりにもメンバーの平均年齢が低すぎたのと、若さゆえの猪突猛進な歌詞のせいで、何だったらイロモノに見られてる感もありますが、いやいや楽曲の良さはなかなかのものです。
ジャケットにアリンコの写真を持ってくる、その辺のちょっとズレたセンスも含めて非常に愛らしいバンドだな、と。
■EATER / Lock It Up
●Slaughter and the Dogs●
- アーティスト: Slaughter & The Dogs
- 出版社/メーカー: Captain Oi!
- 発売日: 2000/04/04
- メディア: CD
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「ちょいマイナー」どころか、十分メジャーなバンドかな?
マンチェスターといえば、BUZZCOCKSみたいにポップな音を出すパンクのバンドがいて、ぐっと時代が下るとマンチェスター・ムーヴメントがあって…と、ポップ・ミュージックの発信源的なイメージがありますが、基本的にはこういうタチの悪いゴロツキがたむろする街なんだろうなーっていうのが良く分かる、ヤサぐれた荒々しいロックンロール。後に、GBHとかハードコアの人たちもカヴァーしてました。
■Slaughter and the Dogs / Victims of the vampire
●Rich Kids●
- アーティスト: Rich Kids
- 出版社/メーカー: Cherry Red UK
- 発売日: 2002/02/12
- メディア: CD
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音の方は、非常にポップなパンクロックで、グレン・マトロックが如何に優れたソング・ライターだったかが良く分かる内容。
日本盤はず〜っと廃盤になってたり、音楽誌でもあんまり触れられることがない気がしますが、グレートなバンドだと思います!
シド・ヴィシャスだけじゃなくて、グレンにもたまにはスポット・ライトをあててあげてください…。
■Rich Kids / Ghosts of Princes in Towers
●THE STIFFS●
- アーティスト: Stiffs
- 出版社/メーカー: Captain Oi!
- 発売日: 2000/07/04
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上記のCDは、ディスコグラフィー盤。当時のライブ時のフォトやEPのジャケットなんかがライナーノーツには載ってるんですが、それなんかもエルヴィス・プレスリーが原色のジャケットを着て踊っているイラストが描いてあったりで、とにかくハッピーな感じ。
あんまり有名じゃないかもしれないけど、とにかく曲が良い!
■THE STIFFS / Volume Control
再結成後のライブ映像なんですけど、年はくってもメチャクチャ、カッコいい!
大好きなバンドです。
●Neon Hearts●
- アーティスト: Neon Hearts
- 出版社/メーカー: Overground
- 発売日: 2006/04/24
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詳細は良く分からないのですが、このアルバムが唯一のマテリアル…なのかな? メンバーの中にサックス奏者がいる珍しいパンクバンドで、アルバムのアートワークの通り、ちょっとひねたアート感覚でNew Waveを先取り。そんな音。
■Neon Hearts / Popular Music
●Jilted John●
Punk Sampler: Kill All Hippies
- アーティスト: Various
- 出版社/メーカー: Castle
- 発売日: 2001/10/22
- メディア: CD
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ちなみに、このサンプラー。セックス・ピストルズ(何故か、ライブ音源)から、DISCHARGE、果てはジョニー・サンダースまでもが一編に入っている節操のなさで怪しさ大爆発です。
もしかしたら、イギリスのバンドですらないかもしれないけど、Youtubeで動画を探していたら、「Top of the Pops」出演時の映像が見つかったので、多分メンバーはイギリス人なんだと思います。
で、このライブの映像がまたおもしろい!
■Jilted John / Jilted John
何でしょう? 衣装とかもカートゥーン感覚というか、コミカルで見ていて凄い楽しいですよね。反逆の音楽であるパンクといえど、シリアスな面ばかりじゃないんだぞ、みたいな。ずっと変な踊りをしているコーラスの人は何なんだろう?
●REZILLOS●
Can't Stand The Rezillos: The (Almost) Complete Rezillos
- アーティスト: Rezillos
- 出版社/メーカー: Sire / London/Rhino
- 発売日: 2000/03/13
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エルヴィス・プレスリーの出来損ないみたいなユージンと、素っ頓狂な声で歌うフェイの馬鹿コンビをメインに据えた男女ツインヴォーカル。
とにかく、どの楽曲もポップでキラキラしていてロックンロールの楽しさが目一杯つまった珠玉のバンド。
何故か、Dinosaur Jr.のJ.マスシスに多大な影響を与えたことでも有名。
■REZILLOS / Destination Venus
と、レジロスでハッピーに締めた辺りで、このエントリも終了です。
時間があったら、次回はOi PUNK特集か、Neo Mods特集で!(笑)