変わっていくエロ漫画雑誌の背表紙デザイン - 「COMIC天魔」と「COMICメガストアH」

tunderealrovski2011-06-10

 

  
毎回毎回、マイペースな更新を続けている拙BLOGなんですが、今回もちょっと久々の更新になってしまいました…。
 
更新の間が空いちゃったのは、何か特別な理由とかがあったわけではありません。ただ単に、毎晩飲み歩いていたからです。…こういうのって、誰に謝るもんでもないと思うのですが…何か、ゴメンなさい。敢えていうなら、ダメ過ぎてゴメンなさい…
 
とはいえ、その間も大好きなアニメや映画を観て、音楽を聴き、エロ漫画を読み…という自分の趣味は続けていた(しかも、とても勤め人とは思えぬレベルで、結構な時間を割いて)ので、今回はその中で気付いたちょっとしたトピックについて軽めの更新を。
 
アレやコレや…というには、ややテキスト量が少ない感じの省力更新ですが、大好きなエロ漫画雑誌の話題を書いてみたいと思います!
 
 

■「COMIC天魔」背表紙のマイナーチェンジ

以前、拙BLOGで、こんなエントリを書いたことがあるんですが…。
 
■エロ漫画雑誌の背表紙の特徴について、注意深く観察をしてみた
 
このエントリを書いた後、いくつかの成年漫画雑誌で背表紙のデザインチェンジが行われたものがあったので、ちょっとここでまとめてみたいと思うのです。
 
例えば、茜新社から出版をされているエロ漫画雑誌COMIC天魔
 

  
天魔は、今年に入ってから背表紙のデザインがマイナーチェンジを行いました。
 

 
これが、昨年の12月号までの背表紙。
 

  
そして、コチラが今年に入ってからのニューデザインの背表紙です。
 
ちょっと細かいんですが、昨年の12月号まで続いていた「○○○○年○月号」という号数を雑誌の一番下に配置するレイアウトを変更し、雑誌名のすぐ下に持ってくるようになったんですね。
昨年までの天魔と今年に入ってからの天魔の号数を拡大してみると、こんな感じ。
 

 
昨年までのオールドスクールな天魔。
 

 
今年に入ってからのニュースクールな天魔。
 
うるし原智志先生の描く表紙の女の娘や雑誌のロゴなどは変更ありませんので、全体的に大きなデザインの変化はないハズなのですが、これがどうしてコレだけでなかなかに印象の変化があります。
恐らくは、新年度に入って心機一転…という思いを込めた、でもこれまでの雑誌の歴史に敬意を表しての穏やかな変更点なのでしょうが、こうして以前のデザインと見比べると、そこにはハッキリとしたデティールの違いが見てとれるのがおもしろいトコロです。
 
 

■「COMICメガストアH」背表紙の大きなデザインチェンジ

COMIC天魔」とは対照的に、背表紙の大幅なリニューアルが行われたのが、コアマガジン「COMICメガストアH」です。
コチラは、今年に入ってそれまでの月刊から隔月刊へと刊行ペースに変化があったのですが、それに伴い雑誌のロゴもリニューアル。成年漫画雑誌として、新たなスタートを切りました。
 

 
そんな中で、最も大きな変化があったのが背表紙のデザインとレイアウトです。以前の「コミメガH」と、隔月刊化されて以降の2011年5月号の「コミメガH」との背表紙を比較してみると…。
 

 
以前のオールドウェーヴなコミメガH。
 

 
そして、現在のニュー・ウェーヴなコミメガH。
 
背表紙の印象が随分と違いますね。具体的には、号数を表す数字の表記に加えて以前の背表紙にはなかった年号の追記、また以前は斜めの縦書きだった作家さんの名前を横書きにして表記するなど、コチラは見た目的にはハッキリとそれと分かる変更が行われました。
 

 

 
ある程度固定の漫画家さん、イラストレーターさんで回していく表紙イラストは、リニューアル前とほぼ人選が同じの為、雑誌の顔となる表紙自体には大きなイメージの変化は見られないのですが、背表紙はイラストやテキストのデザイン、レイアウトが大きく変わり、新鮮な印象を与えてくれます。
 
 

■まとめ

こういう背表紙のデザインの変化って、何気に印象やイメージに強く残るものなんですよね。自分みたいに毎号エロ漫画雑誌を買ってきて、背表紙が見えるように棚に並べて保管している人間にとっては特にそうです。
 
長らく続く老舗エロ漫画雑誌のマイナーチェンジもあれば、出版形態も変わり大きくイメージの変換を行うエロ漫画雑誌もある。背表紙一つの変化をとって見ても、なかなかに興味深いものですね。
 
 
 
<関連エントリ>
■巨乳エロ漫画の表紙で、おっぱいがどのように描かれているかについて熱く語ってみる