マニアックな萌え属性を自覚している人は、エロゲーをやってみよう!

 

 
先日、生まれて初めて"エロゲー"というものを買ったんですが、いや凄いですねWHITE ALBUM2
 
何が凄いってテキストの量が凄い! "エロゲー"っていうくらいだから、こういうゲームってすべからくエロありきだと思い込んでいたんですが、序盤から重厚なストーリー展開と濃密な人間関係でグイグイ読ませる、世界に引き込ませるのが「WHITE ALBUM2」。もう、エロい美少女ゲームをプレイするっていうよりは、一冊の長編小説を読んでいるような感覚です。大変におもしろい。
 
さて、そんな感じで人生初のエロゲーを楽しんでいる私ではありますが、コレをきっかけにエロゲーというものに対して近頃、興味津々。個人的にもちょっとおもしろい発見があったりしたので、エロゲーに関するアレやコレやでエントリを一本書いてみたいと思います!
 
 

■私…"キツネっ娘"が好きなんです


 
私ですね、"キツネっ娘"が好きなんですよ。えぇ、キツネの耳と尻尾が生えたキツネっ娘。
 
というか、キツネそのものが大好きです。世界で一番キュートな生き物だと思ってます。だから、キツネっぽい女の娘なんていうのは、私の好みにどストライク・ウィッチーズ。パンツ丸出しのまま、脚のプロペラで大空へと飛び立っていきそうな勢いだ!
 
ですから、私は常日頃からアニメや漫画に出てくる可愛い女の娘には、世界観とか設定とか完全に無視して須らくキツネの耳と尻尾が生えていて欲しいものだと切実に願って止まないのですが、まぁ、それはドラゴンボール7つ集めるくらいのことはやらないと叶いそうにない夢なんで、流石にそこまで高望みはしないです。もし、集めたとしても「ギャルのパンティーお〜くれ〜!」とか、その場の超直情的かつ、しょーもない願いごとで神龍を無駄遣いしそうだし、私…。
 
でも、やっぱりキツネっ娘が大好きなんですよ! 女の娘もタヌキ顔よりもキツネ顔の方が絶対に好み! 絶対に支持! もう、顔とか髪の毛の色とかがキツネっぽい娘が好き過ぎて堪らないわけです!!
 
しかしながら、アニメや漫画だと圧倒的に登場する機会が少ないんですよね、キツネっ娘って。いや、我が家のお稲荷さま。とかDOG DAYS」のユッキーとかキツネっ娘の出てくる作品やキャラクターはあるにはある、いるにはいるので、一定の需要はあるんでしょうが、決してマジョリティーではない。これは、"猫耳"とか"犬耳"とかの他の萌え属性を相対的にレイアウトしてみると分かりやすいと思います。その辺に比べると、圧倒的に数が少ないんですよキツネっ娘って。
 
いや、本当に政府はレッドデータブックに「キツネっ娘」を登録して、その保護に全力を尽くすべきですよ! 絶滅危惧種! 私なんて、そんな希少なキツネっ娘に出会う為に、一体何回「我が家のお稲荷さま。」を観返したことか…(主人公のキツネっ娘、くーちゃんが可愛い)。
 
例えば…キツネっ娘に化かされたとしましょうよ。いや、キツネっ娘に化かされるというシチュエーションが果たしてこの後の私の人生であり得るかどうかは分からないんですが、まぁ、あくまで「そんな『まんが日本むかし話』的なシチュエーションが、私の人生にもあり得るかもしれない。市原悦子にナレーションとアフレコをしてもらえるかもしれない」という楽観的な「もしも」に基づく仮定の話、あくまで、仮定の話ね。キツネっ娘に化かされたとして、道を歩いていたら凄い可愛い女の娘…この場合は、当然、キツネが化けているんだからキツネ顔の美人です。
あと巨乳です。…巨乳って、キツネ的な要素とはアンマリ関係ない気がするんですが、何か二次元に出てくるキツネっ娘って巨乳の娘が多い気がしませんか? 前述のくーちゃん然り、ユッキー然り…が、いきなり有無を言わさず抱きついてきて、コッチも「すわっ! 何事!?」なんて理性が働く前に、「物凄いいい女がいきなりホールド・ミー・タイト! 『モテキ』ってこういうことなんですね。ようやく理解できました、久保ミツロウ先生!!」みたいな男の…否、雄の本能丸出しできつくきつく抱き締め返すも、気づいたら道端のお地蔵さんを抱いていて、しかも、財布の中のお金が全て葉っぱになっていた…なんて、ことがあっても私は化かしたキツネっ娘のことを恨まないです。
 
だって、可愛いじゃないですか、キツネっ娘! そら「キツネっ娘に化かされたとしましょうよ」とかムチャなシュミレーションも綿密に行いたくもなるわ!!
 
そんなこんなで、如何に私がキツネっ娘が好きかについて熱く語らせていただいたんですが、さっきも書いたようにキツネっ娘っていうのは"萌え"の対象として、ちょっとマイノリティーなわけですよ。なかなか、漫画やアニメなんかではお目に掛かれない。で、私なんかは大変に寂しい思いをしていたわけです。キツネっ娘が、もっと二次元の世界に顕現するように、毎日毎日、家の近所のお稲荷さんに油揚げをお供えしにいっていた程です。
 
…うん、まぁ「お稲荷さんに油揚げをお供え」のくだりは、流石に嘘ですよ(虚言)。
 
 

■そんな大好きなキツネっ娘にエロゲーで出会いました!

で、ここからが今回のエントリの本題です!
 
WHITE ALBUM2」購入に伴い、"エロゲー"という文化圏そのものに興味を持った私は、ネットで色々と調べていたんですね。エロゲーについて。その時に、ふと「キツネっ娘が出てくるエロゲーってないのかな?」って思って検索をしてみた。
 
そしたら、あったんです! コレが!!
 
そのキツネっ娘がメインキャラで出てくるという、私的どストライク・ウィッチーズ(二回目)なゲームは、「chorus」というレーベルがリリースをした「おキツネ様の恋するおまじない」。もう、タイトルからしてヤバいです。キツネ可愛い。しかも、どうやら体験版がダウンロード出来るらしいと。
 
コレは、もう魂が震えましたね。
 
それまで見えていた景色が一変して、モニターが解像度以上の輝きと煌めきとアスペクト比でもって、目に飛び込んでくるような…脳天からつま先までのを走る毛細血管の一つ一つに濁流のような勢いで血液がみなぎり、キーボードをタイプする10本の指全てが勃起した男根になってしまったのではないかと思う位、固く硬く、しかしある種のしなやかさをもっていきり立ちました。
 
そんな興奮状態で、この「おキツネ様の恋するおまじない」の体験版をプレイしてみたんですが…。
 

 
キツネっ娘ヒロインの暮葉ちゃんが大変に可愛い。
 
可愛い、凄い可愛い、キツネっ娘はやっぱりいいですね! このピンッと立った耳! ふかふかの尻尾! しかも、このゲーム、メインヒロインがキツネっ娘なだけじゃなく、メッセージウィンドウであるとか、メニュー画面とかにもキツネのイラストがデザインされています! こんなキツネ愛に満ちたエロゲーを作った「chorus」は偉い! わたしがぎょうせいのとっぷとかについていたらべんちゃーしえんのこうてきしきんとかはこういったかいしゃにこそおくりたいとおもいました。失礼、興奮し過ぎて漢字の変換とか、「、」「。」を付けるとか、「文章」を書く上での必要事項を全て放棄してしまいました。
 
いや、でもその位、この「おキツネ様の恋するおまじない」というゲームに巡り合えたことが嬉しかったのですよ。可愛いよ、キツネっ娘。
 
ゲームのメインシナリオは、冴えない主人公の元に、ある日お稲荷様がやってきて始まる同居生活。で、憧れのあの娘や同級生、密かに主人公に思いを寄せる幼馴染なんかのヒロインを巻き込んで送るポップでちょっと切ない学園ラブコメディー…みたいな、超王道のラブコメものです。でも、このベタベタさ加減がエロゲー初心者の自分には何とも快い。そして、キツネが可愛い。
 
そんなこんなの多幸感の中、ちょっと考えてみたんです。"エロゲー"って、こういうニッチな萌え要素もキチンとカヴァーしてくれる、満たしてくれるよなって。
 
 

■マニアックな萌え属性を自覚している人は、エロゲーをやってみよう!

ここまでで延々書いてきたようなキツネっ娘ヒロインもそうですし、これまた色々と調べてみたら、エロゲーのヒロインって本当にバラエティーに富んでいるというか、様々なタイプの娘さんがいることが分かりました。例えば、それっていうのは髪形とか顔つきとかプロポーションとか性格とか年齢であるとか…といった一般的なパーソナリティー、ビジュアルに始まり、"人外"…それも、猫耳とか犬耳とかじゃなくて、コカトリスっ娘とかアラクネっ娘とかラミアっ娘とかケンタウロスっ娘とか…やら、宇宙人やら幽霊やらロボットやら…もう、ありとあらゆる女の娘が、そのストーリーと世界観の中に登場をしている
 
"ニッチ"とか"マイナー"なんて言葉を使っちゃうと、ちょっと言葉が強すぎて、そのイメージが限定されちゃいそうでアンマリヨロシクないかもしれないんですが…とにかく、人外とかその辺のニッチでマイナーな萌え要素までカバーしてくれちゃう、見せてもらえるのが"エロゲー"なんじゃないかな、なんて私は思うんです。
 
コレって、エロゲーって文化圏自体がメジャーなアニメや漫画とかだとちょっと手の届かない"萌え"まで包括しようみたいな意識で動いているからなんでしょうか? 詳しいことは分からないんですが、でも、エロゲーの持つ女の娘の"幅"みたいなのって私は凄く面白いと思ったし、また興味深いとも思いました。
 
で、マニアックな萌え属性を持っているって自覚している人は、エロゲーやってみるといいんじゃないかって思った。アニメや漫画や普通のゲームじゃなかなかお目に掛かれない理想の"あの娘"にエロゲーだったら出会えるかもしれないよ、なんて。私と「おキツネ様の恋するおまじない」の出会いなんて、まさにそんな感じでしたからね。キツネっ娘に渇望していたところに、エロゲーがドカーンときた。そういう"出会い"みたいなものがあるんじゃないかと。
 
あ、あと、例えば"人外"みたいなヒロインを扱ったゲームがリリースされた時に、twitterとか眺めてるとそのニュースを報じたサイトのURLに「マジキチ」みたいな短い感想がオマケで付いてTLに流れてきたりするんですけど、いやいやいいじゃないって思った。どんなにニッチでマニアックなヒロインでも、それを切実に求めている人はやっぱりいて、で、そんな人たちの為に一生懸命ゲームを作っている人がいるならば、それっていうのはやっぱり受け手と作り手の理想的なモデルの一つなんじゃないかな〜なんて。
 
だから、そういう"表現"が日々行われているエロゲーの世界っていうのは…自分なんかにとっては、凄く面白いなって思えるんです。
 
 

■まとめ

何か、今回のエントリは延々「キツネっ娘が可愛い」しか言ってない上に、その結論が「エロゲーやろうぜ!」なので、我ながらヒドイもんだな〜と、こうして締めのテキストを書きながら痛く感じると書いて痛感しております。いや、でもマニアックな萌え属性を持っている人は、やった方がいいですよエロゲー
 
あ、でも、くれぐれも20歳以上の人に限った話ですよ!
 
あぁ、それにしても「おキツネ様の恋するおまじない」の暮葉ちゃん、ホント可愛いな〜。キツネ可愛い。「WHITE ALBUM2」をクリアしたら、製品版を是非是非購入させていただきます!
 
 
 
<関連URL>
■きつね耳を集めるスレまとめ@wiki
キツネっ娘(子)の情報を集めたグレートなデータベース! こうして見ると、やっぱりエロゲー多いですね。