「ケロロ軍曹」の主題歌を歌ったお笑い芸人さん達のその後アレコレ
来期の放送継続も決定し（放送形態には変化があるようですが）、長寿アニメとなっている「ケロロ軍曹」。
ケロロといえば、お笑い芸人さんを起用した各種主題歌の数々も印象的ですが、番組が長く続くとそこに参加をしたメンバーの境遇にも様々な変化があるわけで…。
若干、ワイドショー的というか、余りお行儀の良くないネタではあるんですが、各芸人さんたちの色々な変化があっておもしろかったので、今回のエントリでは「ケロロ」の主題歌を歌ったお笑い芸人さんたちの「その後」を色々と書き出してみました。
■「ケロロ軍曹」の主題歌を歌った芸人さん達のその後
例えば、「きりん」としてエンディング「サイクリング リサイクル」を歌っていた麒麟は、翌年ツッコミの田村裕さんが自身の貧乏体験を描いた小説「ホームレス中学生」を出版。映画化やドラマ化もされる大ベストセラー作となり、莫大な印税を手にすることになりましたし、
当時、大阪でアイドル的人気があり第四期のED「ニコニコチャンプ」を担当したNON STYLEは翌年に東京へと活動の場を移し、同年M-1グランプリ優勝。全国的な知名度を獲得しています。
「ケロロ」の主題歌は、比較的メジャーな芸人さんや、その時期に旬になっている人気者が担当している印象を受けるのですが、当時まだ大阪で活動していたノンスタはその中でも出世頭という感じですよね。
他にも、ケロロ初の映画となった「超劇場版ケロロ軍曹」のEDで、「ケロロダンシング」を歌っていたおぎやはぎは、ボケの小木博明さんが映画公開直後に、歌手の森山良子さんの娘さんと入籍したことを発表。森山直太朗さんの義兄となるなど、そのトボケまくったキャラクターと同様に芸能界の中で不思議な血縁関係を持つことになり、以降トーク番組なんかでも度々ネタにされていますし、2008年の劇場版第3作で公開されたミニアニメ「武者ケロ」で「天下無敵のエクササイズ」を歌っていた藤崎マーケットは、歌の元ネタにもなった持ちネタの「ララライ体操」を封印し、正統派漫才コンビとして舞台や劇場を中心に活動中です。
参加したタレントさんも、その後ベストセラー本を執筆したり、M-1で優勝したり、結婚したり、芸風が変わったり…と、番組が長いこと続いていると、その間にも色々なことがあるんだな〜という感じですね。
■芸能界もホントに色々あるわけで…
そう、5年以上続いていれば、本当に色々あるわけで…。
そんな中でも、「チナッチャブル」としてユニットを組み、「勝利の花びら」を歌っていた若槻千夏さんとアンタッチャブルは特に波乱万丈。
若槻さんは、この後に一旦芸能活動を休止し、海外へ。一時期、色々な噂が飛び交いましたが、後に出演した堂本剛さんの番組で海外に古着の買い付けに行っていたという報告をされていましたよね（現在は、服飾のブランドを展開）。
アンタッチャブルは、ボケの山崎弘也さんのハイテンションから繰り出されるトークとテキトーなキャラクターが、人気番組「アメトーーク」でフィーチャーされるなどして、今ではバラエティ番組に欠かせない存在に。一方で、相方の柴田さんは「病気療養」を理由に今年に入ってから芸能活動を休養中…と、これまた色々あるよな〜という感じ。
自身の持ちネタでもあるコントキャラクター「ディラン＆キャサリン」として、第4期の主題歌を「フンダリーケッタリー」を担当した、なだぎ武さんと友近さん。
どちらも、吉本興行のピン芸人*1の顔としてテレビ、舞台に大活躍中（最近では、なだぎさんは特撮番組「仮面ライダーW」にも出演されてますよね）ですが、実生活でも恋人同士であったこのお二方、今年に入って破局を発表されています…。
■まとめ
こうして改めて見てみると「ケロロ」の番組自体も、映画化なんかの各種メディアミックス、放送時間やキャストの変更など様々なことがあったわけですが、その間にも時間はどんどん流れていて、そこに関わった人たちの間にも本当に様々なことが起きていたんだなぁ、という当たり前のことを改めて感じる次第です。名前を挙げたタレントさんの他にも、JK名義でオープニングを担当した次長課長や、劇場版の主題歌でユニットを組んだ土田晃之さんと柳原加奈子さん、最近だと小島よしおさんなどが「ケロロ」には参加をされていましたが、アニメと同様に皆さん現役で芸能界の一線でご活躍をされているのが凄いですよね。
■おまけ
「ケロロ」ににはお笑い芸人さんの他にも、スポーツ選手やアイドルなど様々なタレントさんが参加をされていましたが、岩佐真悠子さんと一緒に2期のエンディングで「勝手に侵略者」を歌っていたのがプロレスラーの小川直也。
以前、小川が中心となって活動をしていたプロレス興行「ハッスル」にケロロ軍曹が参戦なんてこともありましたよね。
本当に色々やってるなぁ、ケロロ軍曹。
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