好きです、井澤詩織さん






今回のエントリでは、最近、気になっている声優さんのお話をアレやコレやと!




井澤詩織さんが気になる!

ここ数年ぐらいですかね? アニメ声優として凄くスキルの高い女性声優さんが次から次に登場している感じがしていまして、皆、アニメキャラを演じても上手いし、声も可愛いし、ルックスも可愛いし、歌を歌ってもイケるしというので、「皆、凄いなー」っていう感覚が続いてまして。これ、物凄く主観的な話なのですが。


小澤亜李さんや『SHOW BY ROCK!!』の稲川英里さんみたいな、ああいう凄い女性声優さんがいきなり出てくるところに、この辺のカルチャーの奥深さというか凄みのようなものを感じていて、だからアニメを観たり、アニラジを聴いたりっていうのがとても楽しくて。


そういう中で、ここ最近、とてもインパクトを感じている声優さんというのが、別のベクトルで自分の中ではいまして、その方というのが井澤詩織さん。


そこそこキャリアのある声優さんですが、自分がこの方のお名前を意識したのはテレビ版の『ガールズ&パンツァー』のそど子役が最初。今、映画版が大ヒットしている『ガルパン』ですが、リアルタイムで観ていた最初のテレビシリーズなので、2012年の話ですね。


最初にその特徴的な声を聴いた時の感想は、正直「何や、コレは!?」と。役名の<そど子>って名前も超インパクトがありますが、それ以上にその声から感じた衝撃波が本当に凄かった。


最初に、金田朋子さんや新谷真弓さん、小桜エツコさんの声をアニメで聴いた時とか、かないみかさんの声を海外ドラマの吹き替えで聴いた時みたいな……つまりは、そういう独特過ぎる声質を耳にした時と同じ衝撃を感じたのです。




井澤詩織さんの声に耳を持っていかれる

最初に、そど子の声を聴いた時に強く思ったのが「もう、こういう声を出せるのは、この人しかいないだろう!」と。そのファースト・インプレッションのおかげで、そど子(とゴモヨとパゾ美)って出番の少なさの割に、『ガルパン』の中でも特に印象に残ったキャラクターの一人になっています。


その後に、もう一回"ガツン"と来たのが、やっぱり『ウィッチクラフトワークス』のたんぽぽちゃん。それから『Hi☆sCoool! セハガール』のメガドラとか、『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』での主人公のお友達役とか、メインキャラ、サブキャラに関わらず、とにかく画面に出てきて声を出した瞬間に一気に井澤さんの"あの声"に耳を持っていかれた感じです。


とにかく声の力が強くて、印象に残る声優さん。


<「コード・オブ・ジョーカー」声優コメント【井澤 詩織さん】>



ここまで声が強い声優さんだと演じられる役柄も割と限定されてしまうのでは……なんて、余計な心配をしてしまう程、特徴的な声質の井澤さんですが、だからこそ、そど子にしてもたんぽぽちゃんにしても、この人の声じゃなければ絶対にダメなんだろうなと強く思わされます。




■「特徴的な声を聴きたい」という欲求にストライクな声優さん!

それで、何で自分はこんなに井澤詩織さんが好きなんだろう、気になるんだろうって考えてみたのです。


で、たどり着いた結論なのですが、自分の中で「特徴的な声を聴きたい」って欲求が強く存在しているということに気付かされまして。


というのが、自分の場合、音楽を聴く時に凄く重要視しているポイントというのが"声"なのです。ヴォーカリストの声。ドラムやギターの音と同じか、それ以上にヴォーカルの声が大事。


それも上手い、下手とかそういう評価基準じゃないのです。声に特徴がある人が好き。具体的に言うと、自分のロック・ミュージックの原体験であるセックス・ピストルズジョニー・ロットンジョン・ライドン)なんかがまさにそう。


Sex Pistols / God Save The Queen



この唯一無二の声の存在感ですよね。この人じゃなきゃ出せないっていう声。上手い、下手を超えた絶対的なヴォーカリストとしてのパワーを生み出す圧倒的な声質。


極端に言うと、自分が井澤さんに惹かれる理由ってこういうところなのです。ピストルズのアルバム『勝手にしやがれ』を初めて聴いた時の衝撃と同じベクトルのインパクト。『ガルパン』で、そど子の声を聴いた瞬間に一発で耳を持っていかれた、あのパワーと一緒、一緒!


"アニメ声"と呼ばれるような高い声質を極端に突き止めたような井澤さんの声。アニメのキャラクターを演じる為に生まれてきたんじゃないかとすら思えるような特異な声を持つ方が、こうして現れるのもアニメや声優のおもしろさだと思います。これからの活躍も凄く楽しみな声優さんです、井澤詩織さん。