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"ロードムービー"として楽しむ『棺姫のチャイカ』

2014年に放送をされたアニメ作品の中でも、特にお気に入りの一本となった『棺姫のチャイカ』。第1話から最終話まで、2期に渡って放映された全22話。どのエピソードもそれぞれに魅力的で、そのラストも強く心に残るものでした。 BONES作品らしいよく動くアニ…

『繰繰れ! コックリさん』とディスコと『サタデー・ナイト・フィーバー』

平池芳正監督の新作アニメ『繰繰れ! コックリさん』。 監督に平池さん、音響監督に鶴岡陽太さん、音楽には百石元さん、そして、キャラデザと作画のキーパーソンには大島美和さん……という布陣に、『スケッチブック〜full color'S〜』と『GJ部』の良いとこど…

「僕らはみんな河合荘」のホラー映画鑑賞会シーンについて

「僕らはみんな河合荘」を観ていて気になったポイントがあったので、アレやコレやとメモ書き程度に更新!

吉祥寺で「機動警察パトレイバー」等身大イングラムを観てきた!

本日、吉祥寺で行われた「吉祥寺駅南北自由通路完成記念パレード」。 その目玉イベントとして行われた、「機動警察パトレイバー」等身大イングラムの展示を観てきました! そんなこんなで、今回のエントリではその時の写真をアレやコレやと!

「スペース☆ダンディ」の映画リスペクトと映画音楽へのオマージュ

「スペース☆ダンディ」がおもしろい。エピソードとしては、毎度"一話完結"のコメディー作品ながら、故に各話の自由度が高く、脚本家やコンテマン、演出家の顔ぶれによって実に多彩な作風で魅せてくれる。 中でも、個人的に興味をそそられるのが映画的な要素…

「ミス・モノクローム」第10話「FIGHTER」でのプロレス、スタローン映画愛

「ミス・モノクローム」第10話「FIGHTER」がおもしろかった。人気アイドルの握手会に感化をされた主人公のミス・モノクロームが握手会を無差別に繰り広げた結果、アームレスリングの選手(プロモーター?)に見初められ、大会に出場して優勝。そこで、今度は…

「たまこまーけっと」とジャンプカット

「たまこまーけっと」第10話「あの子のバトンに花が咲く」を視聴。京都アニメーションの十八番と化した感もある"学園祭"をテーマにしたエピソード。学園祭というハレの日に、ティーンエイジャーの青い春を託して描くのが、京アニは本当に上手いなと思わされ…

アニメと映画のエモーション、そして「あさっての方向。」の思い出

■人はアニメという映像表現を何として見ているのか (失われた何か様) 「人はこのアニメという映像表現を何として見ているのか。 この「何」に当てはまるのかは、個々人の歩み/取り組み方によって違ってくるのだろう。」 あぁ、これはおもしろい視点だなぁ…

『ボーンズ・ブリゲード』 / ステイシー・ペラルタ

今回は、先日観に行った映画の感想を。

Nice boat.ならぬNice zombie. - 「School Days」のゾンビ愛

「さんかれあ」のエントリに絡めて書こう書こうと思いながら、そのままになっていたゾンビネタでエントリを更新! エグいストーリー展開とショッキングな結末で話題になったアニメ「Scool Days」。実は、あのアニメ、大変にゾンビ愛に満ちた作品だったことを…

「凄い」と「好き」は必ずしもイコールじゃないという話 - 「ダークナイト」と「まどマギ」を例に

クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト・ライジング」を観てきました。 で、その映画の感想というよりは、本作に関して感じたことをちょっとアレやコレやと書いてみたいなと。特に主張とかオチもない散漫なエントリなんですが、最後までお付き合いを…

「まどマギ」「悪魔のいけにえ」「スカーフェイス」…"顔"を使って演出する残酷さのインパクト

私は、「魔法少女まどか☆マギカ」の熱狂的なファンではないのだけれど…という前置きをした上で、これからのエントリを書き進めていきたいと思うのですが、本作に対して特別な愛着を持たない自分みたいな人間でも、観返す度に強い衝撃と大きな感心を同時に抱…

ホラー系のアニメや漫画で、チェーンソーって何であんなに人気があるんだろう?

ホラー・アクション系のアニメや漫画を観ていると、劇中にチェーンソーが登場することがよくあります。 例えば、「これはゾンビですか?」シリーズなんかがそうですよね。よくよく考えてみれば、この作品、ヒロイン(あるいは、ヒロイン的なポジションにいる…

細かすぎて伝わらないゾンビ愛! アニメ版「さんかれあ」のこだわりが凄い!!

アニメ版の「さんかれあ」でアレやコレやと…と言うには、テキスト量控え気味ですが、本作でちょっとピックアップをしておきたいネタがあったので簡易的に更新です!

「さんかれあ」のキャラクターの名前は、ゾンビ愛に溢れているオブ・ザ・デッド

はっとりみつる「さんかれあ」第一巻 (講談社) P.100> "Rom Zom Com"なゾンビラブコメ漫画「さんかれあ」。アニメ版も、大変におもしろい出来になっておりますが、この作品、アチコチに新旧のゾンビ映画の引用がなされているのもゾンビファン的には堪りま…

「さんかれあ」の元ネタ「サンゲリア」について語ってみたいオブ・ザ・デッド

はっとりみつる「さんかれあ」第一巻 (講談社) P.134> アニメ版の放送も始まった、はっとりみつる先生の"Rom Zom Com"(ロマンス、ゾンビ、コメディ)な漫画「さんかれあ」。 この作品、登場するキャラクターの名前に有名なゾンビ映画のタイトルやキーワー…

「さんかれあ」と「これゾン」二期も始まることだし、ゾンビ映画について簡単にまとめておきたいオブ・ザ・デッド

「さんかれあ」「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」と二本もゾンビものの作品が始まる春アニメ。私みたいな、ゾンビ映画ファンとしては全くもって嬉しい限りです。コレをきっかけにして、新規のゾンビファンが増えてくれることを心の底から願って止み…

アニメで流れる○○○っぽいBGM - アニメの音楽パロディについてのアレやコレや

アニメを観ていると、映画やドラマのサウンドトラックやコマーシャルソング…にソックリなBGMを耳にすることってありませんか? ある時は、劇中の雰囲気を盛り上げる為に、或いはキャラクターを立たせる為に、そして、またある時はコメディのイチ要素としてア…

海へ行くつもりじゃなかった - アニメや映画で、"海を見に行く物語"は名作の法則

id:tatsu2さんのBLOG「subculic」で紹介されているアニメ版「AIR」の記事にグッときてしまったので、モロに感化されて、思わず衝動的にエントリの更新を。 「AIR」の「まち」は、自分の中でも強く印象に残っている話だったりするんですが、感情と記憶に特に…

テレビアニメの回想シーンについてアレやコレやと考える - 記憶と映画と時間軸

今回のエントリでは、テレビアニメの回想シーンについてアレやコレやと書いてみたいと思います! アニメに出てくる回想シーン、記憶の描き方には様々な演出方法があるわけですが、そんな中でも自分が特に興味深く、おもしろいと思った映画のような他ジャンル…

"萌え"アニメならぬ"エモ"アニメ - エモーショナルなアニメ作品アレコレ

エモーショナルなアニメが大好きです。 エモーショナル…つまり、切なく、情緒的で、胸にグッと迫ってくるような…そんなテイストのある作品に私は強く惹かれます。 そこで、今回のエントリでは、思いっきり主観と趣味に走って、自分なりに「エモとは何か?」…

「スイートプリキュア♪」の世界にbloodthirsty butchersの音楽は流れているか? - 「スイプリ」に感じる違和感と「kocorono」

皆さん、「スイートプリキュア♪」ご覧になっていますか? 勿論、私は毎週観ています! だって、プリキュア大好きだもの! 主演声優に私の大好きな小清水亜美さんと、折笠富美子さん。そして、敵役には、これまた自分の大好きな声優さんである堀内賢雄さん!…

トッド・フィリップスの「デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜」を観てきたんだって!

妻の出産に立ち会うためアトランタからロスに向かおうとしたピーターは、空港で風変りな自称俳優の男、イーサンと出会う。 イーサンの下品で無神経な行動のせいで空港から搭乗拒否をくらい、更には財布を失くし…と散々な目に会うピーター。それでも、5日後に…

マシュー・ヴォーンの「キック・アス」を観てきたんだって!

最近、観た映画についてアレやコレやと〜。

ウディ・アレンの「人生万歳!」を観たった!

天才的な頭脳を持つ物理学者ボリスは、その類稀なる知性と偏狭で悲観主義的な性格から、妻とも別れニューヨークの片隅で孤独な生活を送っていた。 そんなボリスのアパートに、ある日南部から家出をしてきたメロディという少女がやって来る。知的レベルも思想…

ガース・ジェニングスの「リトル・ランボーズ」を観たった!

宗教上の厳しい戒律の下、俗世間の娯楽から身を置いた生活を送る小学生のウィルは、ある日学校一の悪童カーターと出会う。 カーターの家で生まれて初めての映画「ランボー」を観たウィルは、一瞬にしてこの不屈の戦士の虜となり、BBCのコンテストへの出品を…

田崎竜太の「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」を観たった!

今回は、最近観た映画についてアレやコレやと書いてみたいと思います!

アニメ版「みつどもえ」 イベントを利用したキャラクター描写の巧さについて

アニメ版「みつどもえ」。週刊少年チャンピオン読者として、また原作漫画のイチファンとして、アニメ化がアナウンスされた時点で感無量だったのですが、いざアニメ本編を観てみたら、コレがまたコチラの期待値を上回るオモシロさで、思わず嬉しい悲鳴を上げ…

大和屋暁氏のインタビューとピープルズ・ツリーから読み解く「HEROMAN」の魅力的なシナリオ

熱い! 熱過ぎるよ! HEROMAN!! ジョーイたちとスクラッグとの戦いもいよいよクライマックスに突入し、更に熱とエネルギーを増しているテレビアニメ「HEROMAN」。 余りのテンションの高さに、コレを作ってるスタッフの内の何人かは「漫画『キン肉マン』で…

ゾンビ映画好きとして「ゾンビが出てくるエロ漫画」を猛烈にプッシュしてみる

最近読んでおもしろかったエロ漫画のお話を。 いや、もう〜今月号の「COMIC阿口云」に掲載をされた山下クロヲ先生の「ゾンビと」という漫画が、とにかく素晴らしかったわけですよ! 「ゾンビと」はタイトル通りゾンビが出てくるエロ漫画なのですが、そのシチ…