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エロ漫画家さんが描くギャグ漫画は何故おもしろいのか?

現在発売中の「COMIC RUSH」10月号に、私が大好きな成年漫画家さんである工藤洋先生の漫画が掲載されています! COMIC RUSH 2009年10月号 (ジャイブ) P.455> 「おき×らぶ」というタイトルの読みきりのギャグ漫画で「COMIC RUSH」に初登場を果たした工藤洋…

地域密着型漫画の魅力 - 猪原賽・横島一「くまがヤン」

かつて、「週刊少年チャンピオン」で一部読者からの熱狂的支持を受けながらも、惜しくも連載打ち切りとなってしまった漢らしさ満点のバトル漫画「悪徒 -ACT-」。 その原作者・作画コンビ、猪原賽・横島一の両先生による新作漫画「くまがヤン」が現在発売中の…

漫画ナツ100に参加してみました。

「酔拳の王 だんげの方」様の企画による「漫画ナツ100」に初参加をしてみました。 ■【こんなにも】漫画ナツ100【熱い夏】(酔拳の王 だんげの方様) 私が選んだのは以下の100冊です。もの凄く自分の好みに合わせて恣意的にセクション分けをして選んだので…

「弱虫ペダル」の御堂筋は、実はオタクなんじゃないか? という疑惑

渡辺航先生の傑作スポーツ漫画「弱虫ペダル」を読んでいて感じた、私の妄想話をツラツラと書いてみたいと思います。 …本当に私の勝手な思い込みによる駄文なので、これから書くことは全然的外れな内容かもしれませんが、イチファンの作品に対する熱い思い入…

浪打際のむろみさん - #5「水の母(海の月)とむろみさん」#6「人気者とむろみさん」

週刊少年マガジンでの期待の新連載、名島啓二先生の「浪打際のむろみさん」。 作者さんと同郷ということもあり、私はこの漫画を応援しています。最早、一週間に一度のお楽しみです。そんなわけで、今週も感想文を書いておきますよ。 今週号(36号)は「大人…

ギャグ漫画に登場する男性主人公像について考えてみる - 田村光久「イエロードラゴンがあらわれた!」

週刊少年サンデーの増刊号、「週刊少年サンデー超」で連載が開始された田村光久先生の「イエロードラゴンがあらわれた!」が大変おもしろいです。 少年サンデー超 2009年8月号 (小学館)> 最近は、「週刊少年マガジン」の「波打際のむろみさん」、「週刊少…

漫画雑誌に付いているアンケートハガキについて色々と考えてみる

私は漫画を読むのが大好きです。 好きな漫画のコミックスを集めるのは勿論のこと、リアルタイムで追いかけたい作品もあるので、少年誌を中心に何冊かの漫画雑誌を購入しています。 さて、漫画雑誌を買うと必ず付いてくるのが「アンケートハガキ」。 私は好き…

人魚と人間、大人と子ども - 波打際のむろみさん♯4「ワールドワイドのむろみさん」

週刊少年マガジンで連載が始まった、名島啓二先生の漫画「波打際のむろみさん」が今週もおもしろかったです。 ギャグのホンワカ加減やキャラクターの可愛らしさも素晴らしいのですが、それに加えて、作者さんが自分と同郷でヒロインの女の娘が博多弁バリバリ…

「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」を読んで、「漫画」と「似顔絵」の違いについて考える

最近、月刊少年マガジンで連載されている「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」を胸をときめかせながら読んでいます。 平川 雄一「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」 「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」は音楽漫画なのですが、一般の音楽漫画とは少しばかり趣を異にしたちょ…

やっぱり、方言を話す女の娘って可愛いよね! 特に博多弁は! - 名島啓二「波打際のむろみさん」

先週から、週刊少年マガジンで連載が始まった名島啓二先生の「波打際のむろみさん」がおもしろくて、なおかつ主人公である人魚の「むろみさん」がとっても可愛かったので、感想文と自分なりのお勧めポイントみたいなものを書いてみたいと思います。 「むろみ…

萌え四コマを楽しむために一番大事なのは想像力

私が好きで好きで仕方がない漫画作品の一つに、小箱とたん先生が「COMIC BLADE」で連載をされている「スケッチブック」があります。 高校の美術部員たちの日常を緩やかに優しい視点から描いた四コマ漫画で、読んでいると大変優しい気持ちになれるのです。 そ…

虐める少女と虐められるお兄さんの描き方がスゴイ! - しらんたかし「興味アリ」

成年漫画家、しらんたかし先生の新作「少女性徴期」を読みました。 ●しらんたかし「少女性徴期」(ティーアイネット) 私は、しらん先生のファンなので単行本は全て購入しているのですが、今回もまた素晴らしかったです! 本作には「家出少女」「ナイフリモ…

エロ漫画雑誌のユニーク過ぎる読者プレゼントと廣田眞胤先生を考える

今回も、エロ漫画のお話です。 文中に、直接的な表現や画像はないのですが、何というか…話題が話題なので途中から収納しておきます。 光彩書房から今年創刊された成年漫画雑誌「美少女革命 極」。 誌名からして「革命」「極(きわめ)」と、昭和新日本プロレ…

エロ漫画に付いてる黄色くて憎いアンチクショウ - 「成年コミック」マークを考える

本日のエントリは、エロ漫画のお話です。 画像が多い上に、今回は修正を特に入れていないので、本文は収納しておきます。

成年漫画誌でニッチな性癖が描ける幸せ - 高城ごーや「おしっこでつながって」

前号で、MUJINから独立創刊をしたティーアイネットの「BUSTER COMIC」。7月号が出ましたよ! ZUKI樹先生の筆による自転車少女の表紙がいい感じです。…とはいえ、「BUSTER COMIC」って成年漫画誌の中でもかなり「濃い」方の雑誌なので、掲載されている漫画は…

成年漫画における「好き」という感情のユニークな描き方 - 戦国くん「PRETTY COOL」と「ブレードランナー」

「好き」って気持ちは、人間が生きていく上での根本的な原動力だと思うんです。 その「好き」っていうのは、異性(人によっては同性の場合もあるのか)に対しての「好き」だったり、恋愛じゃなくて憧れとか友情の念としての人に対する「好き」だったり、作品…

「ストライクウィッチーズ」のキャラクターがエロ漫画に出てた

今回のエントリは、タイトルまんまです。 …成年漫画の話で、かなり露骨な画像もあるので、以下収納しておきます。

成年漫画は時に大きな物語を紡いでいく ‐ しらんたかし先生が描いた「世界」

成年漫画というジャンルは、一瞬のエモーションや情感を表現する分野としては、その力を大いに発揮しますが、継続性のある物語を描くには、少しばかり不利な表現分野であると思うんです。 もちろん、霧恵マサノブ先生の「海神」シリーズのように、長編、大作…

鬼束直「Scar tissue」 - 少女の背景に流れる音楽のエモーション

「COMIC LO」3月号に掲載された鬼束直先生の「Scar tissue」という作品が大変素晴らしく、感想を書きたい書きたいなんて思っていたのですが、「いや、せっかく書くんだったら、この漫画家さんの文脈をキッチリ押さえてからにしよう!」なんて、鬼束先生の単…

「BUSTER COMIC」 2009年5月号の感想文です

成年漫画雑誌の感想文ということで、以下隠しておきます。 ちょっとだけネタバレや画像もあったりするんで、そういうのに不快感を感じない変態紳士のみ以下をクリックで!

オールドスクールなラブコメ漫画のススメ - 高木聡「きつねのよめいり」

なんか今年に入って、やれエロ漫画がどーだの、やれジョン・K・ペー太がどうだの、やれ巨乳がどーだの、といった、「もーお前は何だ!? エロ漫画と巨乳が大好きな人かっ!?」みたいな偏った内容のエントリばっかり書いている気がします。 なんか、このままだと…

エロ漫画が描く、「物語」と「キャラクター」について考える

■エロ漫画のキャラクタはなぜ二次創作されにくいのか(karimikarimi様) (なんか、karimikarimi様には、続けざまにトラックバックを送っちゃってますね……こんな駄Blogからスイマセン……。) 上記のエントリが、とても面白かったので、自分なりに考えたことを…

町野変丸とジョン・K・ペー太の変態師弟対談

今回のエントリは、ネタがややハードコアな内容なので、以下収納で〜す。

エロ漫画の表紙に、男の子が描かれてることって少ないですよね

またもや、成年向け漫画のお話なので、一応隠しておきま〜す。

強くて、たくましくて、おっぱいが大きな女の子 − 工藤洋「SURVIVAL GIRL」

今回は、私の大好きなエロ漫画家、工藤洋先生についてエントリを書いてみたいと思います。 昨年、ティーアイネットから発売された、工藤洋先生の初単行本「SURVIVAL GIRL」! 個人的に本当に、ほんっとうにオススメの一冊です! 以下、直接的な18禁画像や文…

エロ漫画で、極端な性の世界を覗いてみよう

私が大好きな音楽レーベルの一つに「Mute Records」という英国のレーベルがあります。 もっとも、「大好き」と言っても、膨大な歴史とリリース数を誇る老舗レーベルですので、その全容の10000分の1すらも理解できていないと思うのですが…。それでも、未だに…

「好きなもの」を絶対に裏切れないから、オタクやファンはルールを守る

Blogを始めて、丸2年ほど経つのですが、前回のエントリには、今までで最多のブックマークをいただきました。 該当エントリに対し、直接コメント欄で、あるいはトラックバック先のブログやブックマークのコメント欄にて、様々な方から貴重なご意見を多数いた…

今回、LOを読むまで、ロリコンを勘違いしてました。どうもすいませんでした。

エントリのタイトルは、「PRIDE 男祭り 2004 -SADAME-」で総合格闘家デビューを果たすも、戦前の強気な発言とは裏腹に納得いかない試合内容に終わった瀧本誠選手(アテネ五輪柔道金メダリスト)の、 「今日、試合するまで、総合格闘技をなめてました。どうも…

「月刊少年シリウス」のロゴデザインにみる遊び心

ぎゃあっ! 講談社の漫画誌「月刊少年シリウス」で連載中の四コマ漫画「ルリアーにゃ!!」。 ヒロインの一人である、勅使川原さん(テシ)の萌え度が、最近エラいことになってきています! ホント、めごいな〜、テシは。 テシの可愛さもさることながら、私、…

パンク、映画好きにオススメしたいエロ漫画−「ジョン・K・ペー太」大百科

今回も、またエロ漫画のお話です。 …と言っても、エロ漫画で描かれる性行為についてや、それにまつわるお話ではありません。 エロ漫画で、一番重要なのは勿論、エッチ描写なわけですが、それ以外の漫画を構成する要素も、実はとてもおもしろいんですよ。中で…