2009-01-01から1年間の記事一覧

立ち読みではなく、漫画雑誌を買い続けるメリットとデメリット

■だからこそ僕は立ち読みをやめたくない(無駄話) トラックバック先のエントリと、コメント欄に書き込まれた「立ち読みは是か非か?」や「立ち読みをする人のモラル」に関する様々なコメントを大変興味深く読ませていただきました。 該当エントリの趣旨は、…

描き文字による演出が凄いエロ漫画 - みた森たつや「みえないさん」

最近、描き文字に注目をしてエロ漫画を読むことに凝っているんですが、現在発売中の「コミックメガストア11月号」に掲載されている、みた森たつや先生の「みえないさん」という短編が、漫画内で描き文字を非常に効果的に使用していた上に、出てくるヒロイン…

エロ漫画におけるユニークな描き文字表現 - けものの★先生の描き文字がスゴイ!

以前、エロ漫画の描き文字についてのエントリを書かせていただいたのですが、 ■エロ漫画の描き文字に見る、漫画家さんの個性や劇中での効果について 今回はもう少し話題を絞り、とある漫画家さんの作品におけるユニークな描き文字の使い方について書いてみた…

MAGMA'09 @ 横浜ベイホールに行ってきました!

先週の日曜日、横浜で行われたイベント「MAGMA'09」で、DischargeとThe Exploited、そしてGBHを観てきました! 昔は、パンクラスの最後の横浜ベイNKホール興行*1とか、埼玉スーパーアリーナにIRON MAIDENやPRIDEを観に行ったり、FUJI ROCKだったりと、ちょい…

漫画雑誌を買い続けるモチベーションって、作品というよりは雑誌そのものへの愛だよね

今回のエントリは、もうタイトルのまんまです。 漫画雑誌を買い続けるモチベーションって、作品というよりは漫画雑誌そのものへの愛だと思うんですよね。 ■そもそも、漫画雑誌を買い始める理由って…。例えば、一番最初に特定の漫画雑誌を買い始める理由って…

「COMIC LO」の雑誌掲載広告が、相変わらずおもしろ過ぎる!

茜新社の成年漫画雑誌「COMIC 天魔」の10月号を買いました。 茜新社)> で、それに載っていた「COMIC LO」の広告が相変わらずユニーク過ぎたので、ちょっとご紹介をしたいと思います。

別冊少年マガジンの読者アンケートの形態がユニークでした

講談社から新創刊された漫画雑誌「別冊少年マガジン」を買いました。 別冊少年マガジン (講談社)> 掲載作品はどれもおもしろく、創刊号特別価格380円のモトは十分どころか十五分位取れる程に大満足の一冊だったと思います。 講談社の出版物以外の広告が一…

エロ漫画の描き文字に見る、漫画家さんの個性や劇中での効果について

今回は、成年漫画における描き文字の存在に注目をしてエントリを書いてみたいと思います。 シャチカマボコ「月と太陽」 (茜新社) P.189>

テレビアニメに声優としてゲスト出演するタレントさんに対して思うこと

少し前の話題になるのですが、「フレッシュプリキュア!」の第27話「夏だ!祭りだ!オードリー!!」にて、人気お笑いコンビのオードリーが声優としてゲスト出演をしプリキュアとの共演を果たすというエピソードが放送されました。 私は「フレッシュプリキュア…

「だぶるじぇい」におけるパロディの元ネタ解説と、野中英次の捻くれた視点

週刊少年マガジン2009年34号から連載が始まった、野中英次原作、亜桜まる作画によるギャグ漫画「だぶるじぇい」。 週刊少年マガジン 2009年34号 (講談社)> 野中先生といえば、ロック、お笑い、野球、プロレス…と様々なパロディを作品内に仕込まれる漫画家…

「月刊COMIC RUSH」のスペランカーアンソロジー企画が何だかスゴイ

工藤 洋先生の読み切り漫画読みたさに、先日「月刊COMIC RUSH」を生まれて初めて購入しました。 月刊COMIC RUSH10月号。表紙は、今話題の「ドリームクラブ」。 で、その中に載っていたファミコンゲーム「スペランカー」の漫画がおもしろかったので、ちょっと…

エロ漫画雑誌の背表紙の特徴について、注意深く観察をしてみた

今回のエントリでは、エロ漫画雑誌の背表紙について色々と書いてみたいと思います。 「成年漫画雑誌の背表紙? そんなの見て何が楽しいのよ?」と思われるかもしれませんが、いやいや、これが各雑誌のカラーがそれぞれに出ていて、注意して見てみると非常に…

エロ漫画家さんが描くギャグ漫画は何故おもしろいのか?

現在発売中の「COMIC RUSH」10月号に、私が大好きな成年漫画家さんである工藤洋先生の漫画が掲載されています! COMIC RUSH 2009年10月号 (ジャイブ) P.455> 「おき×らぶ」というタイトルの読みきりのギャグ漫画で「COMIC RUSH」に初登場を果たした工藤洋…

誕生日前後を巡る雑多な日記

つい最近、誕生日を迎え、また一つ歳を取りました。 年齢の割には、人間的にも社会的にも至らないことばっかりで恥ずかしい限りなのですが、とりあえずは気持ちを新たに、悔いが残らないように新しい一年を過ごしていこうと思います。 あんまり「はてダ」を…

地域密着型漫画の魅力 - 猪原賽・横島一「くまがヤン」

かつて、「週刊少年チャンピオン」で一部読者からの熱狂的支持を受けながらも、惜しくも連載打ち切りとなってしまった漢らしさ満点のバトル漫画「悪徒 -ACT-」。 その原作者・作画コンビ、猪原賽・横島一の両先生による新作漫画「くまがヤン」が現在発売中の…

音楽で選ぶ2000年代を象徴するアニメ10本

■ゼロ年代を代表するアニメ10 karimikarimi選 選考が難航(karimikarimi様) ■ぼくのゼロ年代アニメ・ベスト10(愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記様) 上記のエントリを拝見して、2000年代のアニメ音楽を象徴する作品を10個選出してみるのもおもしろい…

「アニスパ!」で鷲崎健と浅野真澄が絶賛した、新谷良子のリアクション芸

文化放送で放送されている鷲崎健さんと浅野真澄さんのラジオ番組「A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜」が大好きで、毎週欠かさず聴いています。 本放送を録音したMDのコレクションも結構な数を持っているんですが、この間ちょっと昔の「アニスパ!」を聞き返し…

漫画ナツ100に参加してみました。

「酔拳の王 だんげの方」様の企画による「漫画ナツ100」に初参加をしてみました。 ■【こんなにも】漫画ナツ100【熱い夏】(酔拳の王 だんげの方様) 私が選んだのは以下の100冊です。もの凄く自分の好みに合わせて恣意的にセクション分けをして選んだので…

「弱虫ペダル」の御堂筋は、実はオタクなんじゃないか? という疑惑

渡辺航先生の傑作スポーツ漫画「弱虫ペダル」を読んでいて感じた、私の妄想話をツラツラと書いてみたいと思います。 …本当に私の勝手な思い込みによる駄文なので、これから書くことは全然的外れな内容かもしれませんが、イチファンの作品に対する熱い思い入…

浪打際のむろみさん - #5「水の母(海の月)とむろみさん」#6「人気者とむろみさん」

週刊少年マガジンでの期待の新連載、名島啓二先生の「浪打際のむろみさん」。 作者さんと同郷ということもあり、私はこの漫画を応援しています。最早、一週間に一度のお楽しみです。そんなわけで、今週も感想文を書いておきますよ。 今週号(36号)は「大人…

ギャグ漫画に登場する男性主人公像について考えてみる - 田村光久「イエロードラゴンがあらわれた!」

週刊少年サンデーの増刊号、「週刊少年サンデー超」で連載が開始された田村光久先生の「イエロードラゴンがあらわれた!」が大変おもしろいです。 少年サンデー超 2009年8月号 (小学館)> 最近は、「週刊少年マガジン」の「波打際のむろみさん」、「週刊少…

お笑いコンビよゐこの二人をも翻弄した、声優・小林ゆうの天才っぷり

この間、パソコンを整理していたらラジオ日本で放送されていた、よゐこのラジオ番組「よゐこのアキパラ」のPodcast配信の音声データがいくつか出てきました。 なので、最近またiPodに入れて聞きなおしているんですが、コレがとっても面白いんです。 中でも、…

漫画雑誌に付いているアンケートハガキについて色々と考えてみる

私は漫画を読むのが大好きです。 好きな漫画のコミックスを集めるのは勿論のこと、リアルタイムで追いかけたい作品もあるので、少年誌を中心に何冊かの漫画雑誌を購入しています。 さて、漫画雑誌を買うと必ず付いてくるのが「アンケートハガキ」。 私は好き…

人魚と人間、大人と子ども - 波打際のむろみさん♯4「ワールドワイドのむろみさん」

週刊少年マガジンで連載が始まった、名島啓二先生の漫画「波打際のむろみさん」が今週もおもしろかったです。 ギャグのホンワカ加減やキャラクターの可愛らしさも素晴らしいのですが、それに加えて、作者さんが自分と同郷でヒロインの女の娘が博多弁バリバリ…

ハンドルネームっていいもんだなっていう話

ハンドルネームっていいですよね。 私は、「はてな」でBlogを書き始めてそれなりの期間が経つのですが、一ヶ月程前にハンドルネームってヤツを初めて意識的に付けたんです。 勿論、それまでもはてなのサービスを利用するためのID(=「はてなID」)っていう…

ジャン=リュック・ゴダール「軽蔑」

DVDで、ゴダールの映画「軽蔑」を観ました。

「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」を読んで、「漫画」と「似顔絵」の違いについて考える

最近、月刊少年マガジンで連載されている「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」を胸をときめかせながら読んでいます。 平川 雄一「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」 「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」は音楽漫画なのですが、一般の音楽漫画とは少しばかり趣を異にしたちょ…

やっぱり、方言を話す女の娘って可愛いよね! 特に博多弁は! - 名島啓二「波打際のむろみさん」

先週から、週刊少年マガジンで連載が始まった名島啓二先生の「波打際のむろみさん」がおもしろくて、なおかつ主人公である人魚の「むろみさん」がとっても可愛かったので、感想文と自分なりのお勧めポイントみたいなものを書いてみたいと思います。 「むろみ…

鷲崎健がラジオで語った、声優・豊崎愛生の渋すぎる音楽趣味

先日、文化放送のデジタルラジオで放送された「鷲崎健の超ラジ!」内において、個人的にとても興味深かい話題があったので文字起しをしておきます。この日の「鷲崎健の超ラジ!」は久しぶりにゲストなしの放送で、番組冒頭からMCの鷲崎健さんがその豊富過ぎ…

シドニー・ルメット「セルピコ」

アル・パチーノが好きです。 「ゴッドファーザー」で、父親の仇を討つために敵対するマフィアと悪徳警官を射殺する。今までの平穏な生活を捨て、マフィアの仕事に手を染める瞬間の覚悟の表情が好きです。 「スケアクロウ」での純真すぎるが故に、つらい現実…